ユベントスは公式サイト上で CAPEX.com が公式トレーディング・パートナーに就任したと発表いたしました。経済情勢は世界的に厳しい状況ですから、スポンサーを確保できたことは朗報と言えるでしょう。
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CAPEX.com は2016年創業の外国為替取引プラットフォーマーです。当時の名称は CFDGlobal.com で、2019年に現名称に変更して事業を続けている企業です。
ユベントスのスポンサーに名乗りを上げた理由は「欧州での知名度を上げるため」でしょう。
(EU 加盟国で金融面ではお馴染みの)キプロス当局の承認を得ていますし、オンライン・ベッティングが認められている国を対象に「為替取引の宣伝」をしたい思惑があるスポンサーと言えるでしょう。そのため、長期スポンサーになる可能性は低い業種と考えられます。
ユベントスにとってはコロナ禍で『大口の新規スポンサー』を開拓することは難しい状況にあります。また、(コロナ禍の前から)クラブ経営は厳しい状況でしたので、“繋ぎのスポンサー契約” と言えども重要な存在です。
ちなみに、CAPEX.com の企業広告は「コンティナッサの練習場」や「セリエAやコッパ・イタリアの試合時にアリアンツ・スタジアムで表示」されるとのこと。これらの点は通常のスポンサーと変わりないと言えるでしょう。
実質的な無観客試合が続いていることで入場料収入が絶たれた状態のクラブ経営がスポンサー契約でどのぐらい緩和されることになるのかに注目です。