イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第9節を担当する審判団を発表いたしました。ベネベント対ユベントス戦の主審はファブリツィオ・パスクア(Fabrizio Pasqua)氏です。
ラツィオ州ティボリ出身のパスクア氏は1982年11月生まれの38歳。今季はセリエAで主審を3試合、VAR を1試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2019/09/24 | 2019/20 第5節 |
ブレッシア v ユベントス [1 - 2] |
2019/12/15 | 2019/20 第16節 |
ユベントス v ウディネーゼ [3 - 1] |
2020/02/02 | 2019/20 第22節 |
ユベントス v フィオレンティーナ [3 - 0] |
2020/10/25 | 2019/20 第5節 |
ユベントス v ベローナ [1 - 1] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2018/04/07 | 2017/18 第31節 |
ベネベント v ユベントス [2 - 4] |
パスクア氏が主審を担当した直近の4試合でユベントスは3勝1分。昨季の3試合は全勝でしたが、今季は第5節ベローナ戦で引き分けに終わっています。そのため、勝ち切れるかが鍵になるでしょう。
ちなみに、パスクア氏が過去に担当したベネベント対ユベントス戦は 2017/18 シーズン第31節の1度だけ。試合は追いすがるベネベントをディバラ選手のトリプレッタで振り切ったユベントスが 2-4 で勝利しています。
なお、パスクア氏とともに試合を担当する副審はマッテオ・ボッテゴーニ(Matteo Bottegoni)氏とファブリツィオ・ロンバルド(Fabrizio Lombardo)氏。第4審判はジャン=ルカ・サッキ(Juan Luca Sacchi)氏。
VAR はアレッサンドロ・ディ・パオロ(Aleandro Di Paolo)氏、副 VAR はダリオ・チェッコーニ(Dario Cecconi)氏が担当すると発表されています。
ディ・パオロ氏が VAR を担当するのは今季8試合目。ジェノア内で新型コロナ陽性反応者が多数確認されたことで延期となった第3節(ジェノア対トリノ戦)以外は専任者として職務を果たしています。対戦カードは荒れにくい試合が中心ですから、判定にナーバスになる必要はないでしょう。
チャンピオンズリーグでのグループ突破は第4節終了時で決めたため、クリスマス前までの連戦におけるプライオリティーはセリエA(= カンピオナート)の方が少し高くなります。
そのため、ベネベント戦では勝利という結果に内容が伴えば最高とと言えるでしょう。ピルロ監督がアウェイ戦にどのような準備をして臨むのかに注目です。