イタリア審判協会は公式サイト上で7月4日に開催される 2019/20 セリエA第30節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対トリノ戦の主審はファビオ・マレスカ(Fabio Maresca)氏です。
カンパニア州ナポリ出身のマレスカ氏は1981年4月生まれの39歳。今シーズンはセリエAで主審を13試合、VAR を10試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
---|---|---|
2017/08/19 | 2017/18 第1節 |
ユベントス v カリアリ [3 - 0] |
2018/01/27 | 2017/18 第22節 |
キエーボ v ユベントス [0 - 2] |
2019/08/24 | 2019/20 第1節 |
パルマ v ユベントス [0 - 1] |
2019/11/10 | 2019/20 第12節 |
ユベントス v ミラン [1 - 0] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2019/11/23 | 2019/20 第13節 |
トリノ v インテル [0 - 3] |
2020/06/23 | 2019/20 第27節 |
トリノ v ウディネーゼ [1 - 0] |
マレスカ氏がユベントス戦で主審を務めるのは今季3試合目。これまでの2試合はユベントスが 1-0 で接戦を制しており、相性は良い審判員だと言えるでしょう。
対戦相手のトリノはマレスカ氏が主審を務めた今季の2試合で1勝1敗。インテルには地力の差を見せられる結果となりましたが、中断明けの第27節ウディネーゼ戦には勝利しており、嫌な印象は払拭されていることが予想されます。
ちなみにマレスカ氏がトリノ・ダービーで主審を担当するのはキャリアを通して初のことです。
なお、マレスカ氏とともに試合を担当する副審はジャコモ・パガネッシ(Giacomo Paganessi)氏とルカ・モンディン(Luca Mondin)氏。第4審判はパオロ・バレリ(Paolo Valeri)氏。
VAR はマッシミリアーノ・イッラーティ(Massimiliano Irrati)氏、副 VAR はアレッサンドロ・ロ・シセロ(Alessandro lo Cicero)氏が担当すると発表されています。
イッラーティ氏が VAR を務めるのは今季13試合目。第29節フィオレンティーナ対サッスオーロ戦に続いての担当です。物議を醸す判定の当事者にはなっていないため、判定に対してナーバスになる必要はないと言えるでしょう。
ここまでトリノは勝点31で13位と不振に陥っています。ただ、第30節はダービー戦ですから、「勝利」をすることでプライドを保つことができます。そのため、熱いバトルが繰り広げられる前提で試合に臨むことが重要になるはずです。
サッリ監督がどのような準備をしてトリノとのデルビー・デッラ・モーレを迎えるのかに注目です。