ユベントスは公式サイト上でルガーニ選手とマテュイディ選手が『PCR 検査』で陰性が確認され、新型コロナウイルスから回復したと発表いたしました。ディバラ選手も「1度目は陰性だった」と報じられており、隔離措置は終了間近と言えるでしょう。
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ユベントスでは3選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示しました。
- DF: ルガーニ
- 3月11日に陽性反応
- 4月14日に陰性
- MF: マテュイディ
- 3月17日に陽性反応
- 4月14日に陰性
- FW: ディバラ
- 3月21日に陽性反応
自覚症状を何も語っていなかったルガーニ選手やマテュイディ選手の隔離期間が長引いた理由は「医療リソースが足りていない」という部分が大きいからでしょう。
3月27日に陽性反応が出たプロ野球・阪神タイガースの3選手は「4月8日までに回復」しています。そのため、ルガーニ選手とマテュイディ選手も「4月の初旬には回復していた」としても不思議ではないからです。
イタリアではミラノのあるロンバルディア州で感染者と死者が全体の半分以上を占めていますが、トリノがあるピエモンテ州でも4月以降は「1日あたり100人弱の死者」が続いています。
ユベントスの3選手はいずれも「軽症者」の扱いで、『入院』ではなく『自宅静養』で「自然治癒力による回復待ち」です。
治癒を確認するには「『PCR 検査』で2回続けて陰性反応」となる必要がありますが、「検査を実施する余力が少ないこと」と「イースター休暇(13日まで)」で優先順位が後回しになっていたのでしょう。
ユベントスで隔離が続いているのはディバラ選手だけです。『メディアセット』は「1度目の検査は陰性」と報じていますから、「回復」と判定されるのは近いと思われます。ユベントスが正常化に向かう時期に注目です。