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イタリアで「5月4日から新型コロナウイルスに関する規制の解除」が現実味を帯びたことで、それに向けた準備が始まる

 スカイ・イタリア』によりますと、スパダフォラ・スポーツ相が「5月4日からのトレーニング再開」に前向きな姿勢を示したとのことです。ユベントスではイタリア国外に退避中の選手がいるため、来週以降に呼び戻しが行われることになるでしょう。

画像:スパダフォラ・スポーツ相
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 イタリアでは「経済活動の停止」による影響が深刻な状況となっており、経済界からの “圧力” で「『首相令』による封鎖を5月4日以降も延長することは困難」と見られています。

 そのため、注目点は「現地5月4日0時以降に活動が容認される分野や業種」となっています。サッカー界も「活動の容認」を求めており、まずは「トレーニングの実施許可」を要求している状況にあります。

 

 スポーツ部門を管轄するのはスパダフォラ・スポーツ相ですが、「可能な限り早期に確認する。閉ざされた環境下でのトレーニングのみになる」との姿勢であることが報じられています。

 現状はチームの全体練習がストップしていますから、セリエAを再開させるためには「準備期間」が必要です。プレシーズンのトレーニング期間は約1ヶ月ですし、5月4日からトレーニングが再開できれば、イタリアの情勢次第で5月末からセリエAをプレーできるでしょう。

 ただ、チームによっては所属選手が母国に退避しています。ユベントスではロナウド選手やブラジル人選手が帰郷しており、彼らをイタリアに呼び戻す必要があります。

 また、その際は「14日間の隔離・検疫期間」が義務付けられていますから、来週中にイタリアに戻って来るよう指示しておくことが必要となるでしょう。そうしないと、チームの全体練習期間と隔離期間が重複してしまうからです。

 

 セリエA再開に向けたアクセルが踏まれるのかに注目です。