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2019/20 コッパ・イタリア準決勝ミラン戦、一部地域在住者の入場が禁じられる形での開催が正式決定

 ユベントスは公式サイト上で3月4日(水)に開催予定の 2019/20 コッパ・イタリア準決勝は観客を入れて行うと発表いたしました。ただ、首相令によって一部地域在住者の観戦は禁じられています。

画像:アリアンツ・スタジアム
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 ユベントスが根拠としているのは現地3月1日にイタリアのジュゼッペ・コンテ首相が署名した閣僚令(D.P.C.M.)です。その中で以下の措置が決定しています。

対象区域 エミリア=ロマーニャ、ロンバルディア、ベネト
ペザーロ、ウルビーノ、サボーナ
措置
(の一部)
2020年3月8日まで “無観客下” で公的または私的な場所でのスポーツイベントや競技の禁止。閉ざされた環境でのトレーニング・セッションは常に可
該当区域に居住するサポーターの組織的な旅行を禁じる。他地域・他県で開催されるスポーツイベントに参加することも同様

 トリノのあるピエモンテ州は上述の首相令の対象外であるため、観客を入れて公式戦を開催することは可能になりました。

 ただ、一部地域の居住者は観戦が禁じられています。対戦相手であるミランの本拠地ミラノはロンバルディア州の都市です。そのため、ミラン・サポーターの多くは現地観戦ができない状況に変わりはないと言えるでしょう。

 

 一方で一時的に閉館していたユベントス・ミュージアムですが、こちらも現地3月1日から営業が再開するとのこと。

 ロンバルディア州などでも博物館や文化的施設の一般公開は条件付きで許可されています。集団化を避けることや1メートル以上の距離を開けることが推奨されているため、これらに準拠する形で再開する形になるでしょう。

 

 イタリア・ダービーが延期なったことで日程的な余裕を得たユベントスがコッパ・イタリア準決勝を勝ち切ることができるのかに注目です。