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プリマベーラ: 新たに首相令が発令されたことで第9節までのリーグ戦が延期となる

 レガ・セリエAは公式サイト上で現地11月6日にコンテ首相が新たな首相令に署名したことを受け、カンピオナート・プリマベーラを12月3日開催分まで中止すると発表いたしました。第7節から第9節までの3試合が延期になる予定です。

画像:2020/21 Campionato Primavera
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 イタリアでは新型コロナの陽性反応者数が1日平均で約3万人が確認されていることもあり、現地11月6日(金)にコンテ首相が首相令に署名し、感染拡大を抑制するための制限が設けられることになりました。

 内容は今年の3月から4月にかけての全面ロックダウンではなく、州ごとの感染状況から区分分けを行った上で封鎖などの措置を採るといったものです。

 ユベントスの本拠地トリノがあるピエモンテ州は隣接するロンバルディア州とともに『レッドゾーン』に指定されており、ユベントスは「ユースセクターの活動停止」を決定・発表しています。

 

 なお、スポーツ分野に関する制約としては「『管轄団体の許可』と『無観客』であれば大会などの実施は可能」という条件が課されており、これを受けてプリマベーラのカンピオナートを主催するレガ・セリエAは「中止」を決断。

 首相令の効力が有効な12月3日(木)までに開催が予定されていたリーグ戦およびカップ戦を中止にすると発表しています。実際には新たな日程が組まれることで「延期」となるでしょうが、先行きは見通せない状況です。

 ちなみに、ユベントスのプリマベーラは以下の試合が現時点で流れています。

  • 未消化
    1. アスコリ 対 ユーヴェ
    2. ユーヴェ 対 サンプドリア
  • 首相令に基づく延期
    1. ユーヴェ 対 サッスオーロ
    2. ユーヴェ 対 ラツィオ
    3. ジェノア 対 ユーヴェ

 育成年代の公式戦は「イタリア国内での新型コロナの感染が小康状態に戻るまで中断」となる可能性が現実的です。トレーニングは可能ですから、成長の機会をどう確保するかが課題になるでしょう。

 

 ヨーロッパ全域で再び猛威を振るっているように見える新型コロナに対し、各国が育成年代の若手アスリートに対する成長の機会をどのように提供するのかにも注目です。