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プリマベーラ: ボローニャを 3-1 で下し、コッパ・プリマベーラ準々決勝に進出

 2019/20 コッパ・プリマベーラのラウンド16が行われ、ボローニャと対戦したユベントスはダ・グラサ選手のドッピエッタなどで 3-1 の勝利を手にし、準々決勝に駒を進めました。

画像:ドッピエッタの活躍でチームを牽引したダ・グラサ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 プリマベーラ杯 ボローニャ戦)
  選手名
GK 1: イスラエル
DF 2: バンデイラ
5: ドラグシン
6: ヴラセンコ
3: アンツォリン (C)
MF 7: ラノッキア(→ 19' st. : セクロフ)
4: レオネ(→ 29' st. : パブロ・モレーノ)
8: アハマダ

10: トンギャ
FW 11: セネ(→ 29' st. : デ・ウィンター)
9: ダ・グラサ

 ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。リーグ戦の第12節ローマ戦からはセンターフォワードとしてのプレーが計算できるダ・グラサ選手をパブロ・モレーノ選手に代えて先発に送り出す布陣で試合に臨みます。

 

 試合は立ち上がりにホームのユベントスが先手を取る。まずは5分に左サイドを上がって来たラノッキア選手から決定機が生まれると、最後はダ・グラサ選手が押し込んで先制に成功する。

 対するボローニャはユワラ選手を中心に3トップが攻撃を牽引して同点ゴールを狙うが、GK イスラエル選手を焦らせるレベルまでには至らず。

 次に得点したのもユベントス。32分にアハマダ選手が中盤でボール奪取するとカウンターを発動。このチャンスをトンギャ選手が決め、ユベントスがリードを2点に広げる。

 しかし、ボローニャは40分に左サイドからユワラ選手がクロスをディ・ディオ選手が決めて1点差に詰め寄り、前半は 2-1 とユベントスが1点のリードで折り返す。

 後半は同点を目指して攻勢を強めるボローニャに対し、ユベントスは防戦を続けて時間が経過する。ボローニャは76分のコルボ選手のシュートがゴールを予感させたが、これはユベントスの GK イスラエル選手が好セーブで CK に逃れる。

 このプレーで得た CK からボローニャはウフナムレ選手に決定機が訪れたが、これもイスラエル選手が防いでゴールとはならず。逆に試合終了間際の90分にユベントスがバンデイラ選手のクロスからダ・グラサ選手が決め、リードを2点差としたことで勝敗の行方を決める。

 結局、試合は 3-1 で終了。勝利したユベントスがコッパ・プリマベーラ準々決勝に駒を進めた。

 

 なお、試合後にザウリ監督は次のようにコメントしています。

ランベルト・ザウリ監督:
「私達は幸せです。3日ごとにプレーしていますし、輝きを失う時もあります。しかし、選手たちの姿勢は試合ごとに成長して来ました。

 彼らはどのようなボールに対しても戦っていますし、結果も出ています。なぜなら、私達はこの点についてもチームになったからです。

 カップ戦で勝ち進むことは私達の目標でしたし、良いチームを相手に良い試合をできたことを嬉しく思います。私達は機会を活用することができました。再び3日後にプレーすることになりますし、2019年を素晴らしい形で締めくくりたいと思っています」

 

 第7節ジェノア戦が延期となったことで12月は過密日程となったプリマベーラですが、選手をやりくりしながら上手く結果を残すことができたと言えるでしょう。

 一発勝負のカップ戦でしたが、先発に抜擢されたダ・グラサ選手がドッピエッタとチームを牽引。ザウリ監督が多くの選手にチャンスを与えていることでチーム全体に良い形でポジション争いが生じていることが底上げに繋がっていると考えられます。

 コッパ・プリマベーラ準々決勝が行われるのは2020年1月29日。対戦相手はクレモネーゼで、カンピオナート第16節エンポリ戦と第17節アタランタ戦の間に開催される予定となっています。

 

 ちなみに、今週末の21日(土)に開催されるカンピオナート第13節はボローニャ戦です。同じ相手との2連戦の2試合目を良い形で締めくくることができるのかに注目です。