イタリア審判協会は公式サイト上で 2019/20 セリエA第21節を担当する審判団を発表いたしました。ナポリ対ユベントス戦を担当する主審はマウリツィオ・マリアーニ(Maurizio Mariani)氏です。
ラツィオ州アプリリア出身のマリアーニ氏は1982年5月生まれの37歳。今季のセリエAは9試合、VAR は5試合を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2018/03/14 | 2017/18 第26節 |
ユベントス v アタランタ [2 - 0] |
2018/04/15 | 2017/18 第32節 |
ユベントス v サンプドリア [3 - 0] |
2018/09/26 | 2018/19 第6節 |
ユベントス v ボローニャ [2 - 0] |
2018/11/03 | 2018/19 第11節 |
ユベントス v カリアリ [3 - 1] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2019/12/07 | 2019/20 第15節 |
ウディネーゼ v ナポリ [1 - 1] |
マリアーニ氏がユベントス戦で主審を務めるのは今季初のこと。直近の4試合でユベントスは4勝ですから、相性の良い審判員だと言えるでしょう。
一方のナポリは今季第15節ウディネーゼ戦の主審がマリアーニ氏でした。ナポリはこの試合を 1-1 で引き分けており、相性が良いとは言い切れない状況です。
ちなみにマリアーニ氏がナポリ対ユベントス戦を担当するのはキャリアを通して初めてのことです。
なお、マリアーニ氏とともに試合を担当する副審はロレンツォ・マンガネッリ(Lorenzo Manganelli)氏とアレッサンドロ・ジャッラティーニ(Alessandro Giallatini)氏。第4審判はフェデリコ・ラ・ペンナ(Federico La Penna)氏。
VAR はジャンルカ・ロッキ(Gianluca Rocchi)氏、副 VAR はステファノ・デル・ジョバネ(Stefano Del Giovane)氏が担当すると発表されています。
ロッキ氏が VAR を担当するのは今季6試合目。直近は第20節ジェノア対ローマ戦で担当しています。ユベントス戦での VAR の担当は今季初ですが、判定に対してナーバスになる必要のない審判員だと言えるでしょう。
チーム状況が思わしくなかったナポリですが、21日のコッパ・イタリア準々決勝でラツィオを下して勢いを取り戻しています。モチベーションが極めて高くなっていることが予想されるため、試合への入り方が重要になります。
マリアーニ主審が担当する今季の試合では1試合1人のペースで退場者が出ています。ナポリの気合いを空回りさせ、数的不利に追い込むような “したたかさ” が必要となるでしょう。
サッリ監督がどのような準備をして古巣との一戦を迎えるのかに注目です。