『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ドルトムントがエムレ・ジャン選手の獲得に興味を示しているとのことです。ただ、具体的なオファーがあったとの報道はありませんので、獲得の現実的な可能性を探っている段階と考えられます。
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アッレグリ監督に重宝されたエムレ・ジャン選手ですが、サッリ監督に変わった今季は構想外の扱いを受けています。今シーズン終了後に EURO が控えていますから、出場機会のために移籍志願に踏み切ることは不思議ではありません。
そのエムレ・ジャン選手にドルトムントも興味を示しているとのこと。
ドルトムントはヴァイグル選手を今冬にベンフィカに売却しており、中盤 MF は薄くなっています。ダフート選手(24)が伸び悩み、ヴィツェル選手(31)が30代に入っていることから、エムレ・ジャン選手の獲得に本腰を入れる理由はあります。
ただ、エムレ・ジャン選手は構想外の扱いを受けているため、ユベントスは足元を見られることは避けようがありません。
おそらく、ドルトムントは「ヴァイグル選手の売却益(= 2000万ユーロ)未満に抑えたオファー額」に留めることが予想されます。ドルトムントに急ぐ必要はないため、ユベントスは『買い手市場』での交渉を強いられることでしょう。
現状は「ドルトムントからの関心がある状態」で、「正式なオファーはまだない」とのこと。ユベントスの希望額を満たすオファーが届く見込みは現時点では低いと考えられます。
選手が納得する移籍先をユベントスのフロント陣が上手く斡旋することができるのかに注目です。