2019/20 UEFA ユースリーグ第4節ロコモティフ・モスクワ戦が行われ、ペトレッリ選手のゴールを守り切ったユベントスは 0-1 で勝利し、勝点を9にまで伸ばしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シアーノ |
| DF | 2: レオ 5: ドラグシン 13: ヴラセンコ 3: アンツォリン (C) |
| MF | 15: レオネ 10: ファジョーリ 4: ラノッキア 20: アボウ（→ 33' st. 16: フランコフォンテ） |
| FW | 8: ポルタノーバ 9: ペトレッリ（→ 36' st. 11: セネ） |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。アハマダ、トンギャ、パブロ・モレーノの3選手が U-17 W杯に参加していることで中盤はレオネ選手とラノッキア選手が先発。また、Ｂチームのポルタノーバ選手を2トップの一角に起用する布陣で試合に臨みます。
試合はホームのロコモティフが主導権を握る。まずは7分にムクヒン選手のシュートが枠を捉えるも、これは GK シアーノ選手がストップ。10分にはムクヒン選手が蹴った CK からシリャノフ選手が枠内シュートを放つが、これもシアーノ選手が防ぐ。
対するユベントスは15分にラノッキア選手のシュートで状況の打開を図るも、ロコモティフ優勢は変わらず。セットプレーなどで攻め立てられる中、ユベントスは耐える時間が続く。
すると、36分にユベントスはリスタートからラノッキア選手が入れたクロスをペトレッリ選手が頭で押し込み、1点を先行することに成功する。
ユベントスは前半終了間際にはペトレッリ選手のシュートが得点を感じさせたが、これは相手 DF にシュートブロックで CK となる。ファジョーリ選手が入れたボールをヴラセンコ選手が狙ったが、混戦の中でファールが生じ、追加点とはならず。ユベントスは 0-1 と前半を1点のリードで折り返す。
後半はビハインドを背負ったロコモティフが攻勢を強めようとするが、ユベントスが守備の意識を強めたこともあり、シュートにまでは持ち込ませない。逆に57分に CK からドラグシン選手がシュートを放つも、枠を外れて追加点とはならず。
それでも、後半はロコモティフに GK シアーノ選手を脅かすシュートを打たせなかったユベントスが逃げ切りに成功。試合は 0-1 で終了し、ユベントスがアウェイの地で勝点3を獲得することになった。
なお、4節を終えての順位表は次のとおりです。
| チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ユベントス | 4 | 3 | 0 | 1 | 9 | +7 |
| 2 | アトレティコ | 4 | 3 | 0 | 1 | 9 | +1 |
| 3 | ロコモティフ | 4 | 1 | 1 | 2 | 4 | -1 |
| 4 | レバークーゼン | 4 | 0 | 1 | 3 | 1 | -7 |
ユベントスはアトレティコと同じ勝点9で並んでおり、次の第5節でユベントスが勝利すれば首位通過が決まります。第6節の前後がトリノ戦とローマ戦という “厄介な相手” との対戦ですから、アトレティコとの直接対決で突破を決めたいところです。
プリマベーラの次戦は11月10日（日）に予定されているカンピオナート第8節ラツィオ戦です。
第7節ジェノア戦が12月に延期された関係で久しぶりのリーグ戦となりますが、UEFA ユースリーグで培った勝負強さを発揮することができるのかに注目です。
