イタリア審判協会は公式サイト上で 2019/20 セリエA第1節を担当する審判団を発表いたしました。パルマ対ユベントス戦を担当する主審はファビオ・マレスカ(Fabio Maresca)氏です。
カンパニア州ナポリ出身のマレスカ氏は1981年4月生まれの38歳。昨季セリエAは16試合、VAR は13試合を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2016/05/08 | 2015/16 第37節 |
ベローナ v ユーヴェ [2 - 1] |
2017/08/19 | 2017/18 第1節 |
ユーヴェ v カリアリ [3 - 0] |
2018/01/27 | 2017/18 第22節 |
キエーボ v ユーヴェ [0 - 2] |
マレスカ氏がユベントス戦で主審を担当するのは 2017/18 シーズン第22節キエーボ戦以来、セリエAでは通算4試合目となります。過去3試合の成績はユベントスの2勝1敗ですが、ベローナ戦の敗けは消化試合であり、相性は良い審判員と言えるでしょう。
ちなみに、マレスカ氏がパルマ戦で主審を担当するのはキャリア初のことです。
なお、マレスカ主審とともに試合を担当する副審はフィリッポ・バレリアーニ(Filippo Valeriani)氏とパスクアーレ・デ・メオ(Pasquale De Meo)氏。第4審判はマルコ・ピッチニーニ(Marco Piccinini)氏。
VAR はパオロ・シルビオ・マッツォレーニ(Paolo Silvio Mazzoleni)氏、副 VAR はロドルフォ・ディ・ボーロ(Rodolfo Di Vuolo)氏が務めると発表されています。
マッツォレーニ氏は昨季22試合で VAR を担当。第28節ジェノア対ユベントス戦でマンジュキッチ選手へのファールを見逃したり、第32節ミラン対ラツィオ戦でR・ロドリゲス選手の蹴りを見逃すなどのミスジャッジをしています。この点は留意する必要があると言えるでしょう。
とは言え、ユベントスの懸念事項は「サッリ監督が肺炎の治療のためベンチ入りできないこと」です。パルマがカウンターに活路を見出すことは予想されるだけに、どのような準備をしているかがポイントになるでしょう。
準備したプランを遂行して勝点を持ち帰ることができるのかに注目です。