NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

プリマベーラ:エンポリの U-19 を率いていたランベルト・ザウリ氏の新監督就任を発表

 ユベントスは公式サイト上でバルディーニ監督の退任で空位となっていたプリマベーラの監督にランベルト・ザウリ氏が就任したと発表いたしました。エンポリ・プリマベーラの前監督ですから、エンポリ色が強くなることになります。

画像:プリマベーラの新監督に就任したザウリ監督
PR

 

 ユベントス・プリマベーラの新監督に就任すると発表されたのはランベルト・ザウリ(Lamberto Zauli)氏。1971年7月生まれの47歳で現役時代はビチェンツァなどでプレーした MF です。

 指導者としてのキャリアは現役を引退した2009年から歩み始め、レッジアーナやポルデノーネといったレガ・プロ(= 現セリエC)での監督経験を有しています。

 2017/18 シーズンからはダル・カント監督が(ユベントスに)引き抜かれて空席となっていたエンポリのプリマベーラの監督に就任。今季はジェノアとのプレーアウトを制し、チームを『プリマベーラ1』に残留させることに成功しています。

 

 サッリ監督もエンポリでの指導歴を有していますし、“育成面で定評のあるエンポリ” から下部組織の指揮官を招聘することは合理的です。

 ユベントスはBチーム(= U-23)を保有している関係で、「プリマベーラの主力選手ほど “シーズン中に” 上に招集されて不在になる」というビッグクラブには起こりにくい特殊な問題を抱えています。

 ただ、エンポリでは「トップチームに招集」という形でプリマベーラの選手が離脱することが起きやすい環境にあります。そのため、主力選手の起用に制約がかかることへの “免疫” は期待して良いと言えるでしょう。

 

 プリマベーラには2000年生まれ以降の若手有望株選手が多数在籍しています。現 U-17 イタリア代表の主力選手にも複数人を送り込んでいるのですから、選手を上手く成長させることができるのかが評価ポイントとなります。

 ザウリ新監督がプリマベーラの選手たちを大きく成長させることができるのかに注目です。