『スカイ・イタリア』によりますと、ポジション奪取に強い意欲を示すドウグラス・コスタ選手がコンティナッサの練習場で個人トレーニングを始めた様子を交渉したとのことです。捲土重来となるかが注目点と言えるでしょう。
Ｄ・コスタ選手は 2017/18 シーズンの終盤戦に圧倒的なパフォーマンスを見せていましたが、2018/19 シーズンは負傷やトラブルで不本意な出来に終わりました。
アッレグリ監督が留任していれば、Ｄ・コスタ選手は放出の1番手だったと言えるでしょう。しかし、サッリ監督の就任で状況が一変。選手の序列が完全にリセットされた状態で 2019/20 シーズンを迎えることになりました。
FW 陣でポジションが用意されているのはロナウド選手だけです。フォーメーションの予想すら流動的ですから、不動のレギュラーになれる可能性はＤ・コスタ選手にもあると言えるはずです。
ユベントスが 2019/20 シーズンを始動させるのは7月8日以降になる見通しですが、既に自主的なトレーニングを開始している選手もいます。Ｄ・コスタ選手もその1人です。
サッリ監督が 4-3-3 を使うなら、ポジションを掴める可能性は高くなります。しかし、4-3-1-2 となると、セカンドトップとして FW の一角に食い込む必要があるため、Ｄ・コスタ選手が自らの特長を活かすのは難しくなるでしょう。
FW 陣ではレギュラーの有力候補であるディバラ選手がコパ・アメリカでプレシーズンの前半戦は不在です。その間に序列を高めておくことがＤ・コスタ選手には重要になります。
昨シーズンの不甲斐ない出来を払拭するために強い意欲を示しているのは良いことです。サッリ監督はターンオーバーに消極的ですから、プレシーズンでのアピール度合いがアッレグリ監督の時以上に重要と言えるでしょう。
Ｄ・コスタ選手がサッリ監督のスタイルで “輝き” を取り戻すことができるのかに注目です。
