『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、PSG のレオナルド SD がボヌッチ選手の獲得に向けて選手代理人への接触を始めたとのことです。CB の序列が下がる可能性があるだけに移籍の可能性はあると言えるでしょう。
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サッリ監督が就任したユベントスではボヌッチ選手の序列が下がる可能性が十分にあります。
- 主力選手(= 2選手)
- ルガーニ:エンポリ時代の愛弟子でサッリ監督が高く評価
- デ・リフト:多額の移籍金で獲得。ベンチでは許されない
- 控え選手
- キエッリーニ:主将。フル出場は難しいが、立場は尊重されるべき
- ボヌッチ
獲得濃厚とされるデ・リフト選手が加入すると、CB の1枠は確実に埋まります。DF として過去最高の移籍金を費やしての獲得になることが濃厚であり、その選手をベンチに置くという選択肢はまずないでしょう。
そうなると、ボヌッチ選手は残り1つの CB を “サッリ監督への強いアピール要素” を持つルガーニ選手とキエッリーニ選手と争うことを強いられます。序列4番手になるぐらいなら、移籍を希望しても不思議ではありません。
そのため、PSG が「獲得が可能か」を代理人を通して探りを入れているのだと考えられます。
ユベントスがボヌッチ選手の放出に踏み切るかは「サッリ監督が CB の序列をどう定めるか次第」でしょう。
ボヌッチ選手は足元の技術に秀でた DF ですが、“バスを停めた時” に実力を発揮するタイプです。サッリ監督は「高い DF ライン」を必須条件にしており、ボヌッチ選手を重用しない可能性は十分にあるのです。
PSG からのボヌッチ選手に対する関心が現実的なものになるのか。そして、ボヌッチ選手がその誘いに応じるのかに注目です。