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ラツィオがマンジュキッチに関心?去就の不透明さが増す

 コリエレ・デッロ・スポルト』によりますと、マンジュキッチ選手にラツィオが関心を持っていると噂されるなど去就が不透明になりつつあるとのことです。序列が下がる可能性があり、今後の動きが注目点と言えるでしょう。

画像:ラツィオからの関心が報じられたマンジュキッチ
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■ 移籍の噂が絶えない状況

 アッレグリ監督の退任が正式決定となってから、マンジュキッチ選手の去就騒動が一気に加速したと言えるでしょう。移籍先としては以下が候補として上がっています。

  • ドルトムント
  • 中国・スーパーリーグ
  • ラツィオ ← New

 新たにラツィオの名前が出てきましたが、これは「関心」の段階と考えられます。なぜなら、ラツィオはサラリーキャップ制を導入しており、マンジュキッチ選手の年俸は上限を超えていることが濃厚だからです。

 そのため、マンジュキッチ選手の去就は「出場機会と年俸を選手がどう考えるか」が大きな比重を占めることになるでしょう。

 

■ サッリ監督下での序列は「CF の2番手以下」

 マンジュキッチ選手は「ペナルティーエリア内で決定的な仕事をする CF」ですが、ボックスの外でボールを持って仕事をするタイプではありません。そのようなプレーも要求するサッリ監督の基準では序列が下がるのは止むを得ないでしょう。

表:現 FW 陣のサッリボールへの適正度
7番 11番 9番 7番 11番
ロナウド  
イグアイン        
ディバラ    
D・コスタ    
マンジュキッチ    
クアドラード    
ベルナルデスキ    
ケーン    
ピアツァ      

 サッリ監督の就任会見での発言を確認すると、3トップはロナウド、ディバラ、D・コスタの3選手が現時点で1番手。ディバラ選手が右で『7番』、D・コスタ選手が『11番』を担うことになると考えられます。

 また、ベルナルデスキ選手も評価していましたから、『7番』と『11番』の2番手でレギュラー奪取を伺う立ち位置となるはずです。

 残るのは『9番の2番手』ですが、ここは「ケーン選手に出場機会を与えたい」というクラブの思惑が強く影響するポジションです。「出場機会がほとんど訪れない」という事態も起こり得るため、移籍報道が活発になる要因にもなっていると言えるでしょう。

 

 サッリ監督はシステム先行型の指揮官であり、選手の個性を組み合わせて共存させることに長けた前任のアッレグリ監督とは大きく異なります。

 ドリンクウォーター選手(チェルシー)のようにシーズン前に「ほとんど起用できない」と告げられる選手も出てくるはずです。マンジュキッチ選手もそうなる可能性が考えられるだけに、どのような判断を今夏に下すのかに注目です。