NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

【招集メンバー】 2019 スーペルコッパ・イタリアーナ ユベントス対ラツィオ

 ユベントスは公式サイト上でサウジアラビアの首都リヤドで行われる2019年のスーペルコッパに向けた招集メンバー24選手を発表いたしました。

画像:サウジアラビアに向かうユベントスの選手たち

 招集された選手一覧は下表のとおりです。

PR

 

表1:招集メンバー(2019 スーペルコッパ ラツィオ戦)
  選手名
GK 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン
DF 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、28: デミラル
MF 5: ピアニッチ、8: ラムジー、14: マテュイディ、23: エムレ・ジャン、25: ラビオ、30: ベンタンクール
FW 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、20: ピアツァ、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ

 招集外となったのはペリン、ケディラ、マンジュキッチの3選手。キエッリーニ選手は出場できる状態にまで回復はしていないものの、主将という立場もあり、サウジアラビア遠征の帯同メンバーとなりました。

 

【先発予想: 4-3-1-2】
  GK: ブッフォン(シュチェスニー)
  DF: ダニーロ(クアドラード)、ボヌッチ、デ・リフト(デミラル)、デ・シリオ(A・サンドロ)
  MF: ベンタンクール(ラビオ)、ピアニッチ、マテュイディ
  OMF: ベルナルデスキ(ディバラ)
  FW: イグアイン、ロナウド

 サッリ監督は 4-3-1-2 を選択することでしょう。ただ、GK と DF 陣で先発が確定的なのはボヌッチ選手だけで、他の選手は試合直前まで流動的な状況が続くことになると予想されます。

 GK と左 SB はレギュラー選手であるシュチェスニー選手とA・サンドロ選手の状態次第です。“クエッショナブル” の状況ですから、起用が難しいと判断された時点でブッフォン選手とデ・シリオ選手が先発するでしょう。

 右 SB と CB は戦術的な理由が大きい状況です。クアドラード選手の守備面(= 背後のケア)にサッリ監督が不安を覚えているなら、ダニーロ選手が先発するでしょう。同様の理由でデ・リフト選手がデミラル選手に遅れを取る場合もあり得ます。

 

 対するラツィオのインザーギ監督は 3-5-2 を選択するでしょう。こちらは2週間前に行われたセリエA第15節で見せた試合運びを再現することが目標となるはずです。

 L・アルベルト選手が中盤で攻撃に変化を加え、2トップに入るインモービレ選手やJ・コレア選手のスピードやミリンコビッチ=サビッチ選手の飛び出しを活かす攻撃が基本形になることが予想されます。

 そのため、ユベントスの守備陣は「カウンター対応をどうするか」が課題になります。サッリ監督が志向するハイラインを設定すると、「背後のスペースをケアできる DF を起用する」か「ハイプレスでラツィオを自陣内に押し込め続ける」かのどちらかが求められるからです。

 一方で攻撃陣は「ラツィオの守備陣を前後左右に振って疲弊させること」と「決定機を決め切ること」の2つが要求されます。守備陣が1試合1失点の状態ですから、攻撃陣が例年以上に奮起することがタイトル獲得には必要不可欠だからです。

 

 攻守の切り替えが激しい試合になることが予想されますが、「ボールが互いの陣地を行き来する展開になるか」でどちらが優勢かを占えるはずです。

 ユベントスは「ラツィオ陣内でのハーフコートゲーム」に持ち込みたいですし、ラツィオは「相手 DF の背後を突くカウンターで攻め切りたい」からです。

 タイトルの賭かった一発勝負にサッリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。