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サッスオーロのカルネバリGD、デミラルとセンシを狙うユベントスとミランを牽制するコメントを残す

 サッスオーロの新しい練習場のオープニングセレモニーに出席したジョバンニ・カルネバリ GD が『スカイ・イタリア』に対し、「デミラル選手の移籍は決定事項ではない」とのコメントを残していましたので紹介いたします。

画像:取材に応じるサッスオーロのカルネバリGD
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■ カルネバリ GD (サッスオーロ)の主なコメント

 現地6月10日に行われたサッスオーロの新しい練習場、マペイ・フットボール・センターのオープニングセレモニーに出席したカルネバリ GD は次のようにコメントしています。

ジョバンニ・カルネバリ GD:
「スポーツセンターを開設することは夢であり、素晴らしい日です。最も美しい施設の1つだと思いますし、私達に多くの満足をもたらしてくれるでしょう。

 このような施設を持つことは私達に特定の計画を機能させることになり、イタリアでは稀なケースです。

 私達の願望は最も重要な選手を維持することです。簡単に与えることはしません。成長するために強くなる選手たちをキープしなければならないですし、私達は強い選手たちを有しています。

 異なるクラブや異なる環境へ行きたいという願望を選手が持つのは普通のことです。その場合は適切に評価をすることでしょう。来季は困難で難しいカンピオナートになるでしょう。これは上手くやる刺激となります。

 デミラル?注目しているのはパラティーチだけではありません。私達はユベントスと良い関係性にあります。私達は彼を1月に獲得しただけです。私達のスカウティングネットワークを誇りに思っていますし、デ・ゼルビは彼を最高の形で引き上げました。

 興味深い提案があれば、私達はそれを検討します」

 

■ デミラル選手の保有権を買い叩くことは困難だが、獲得の可能性はありそう

 サッスオーロはプロビンチャに分類されるクラブですが、建材企業の『マペイ』を親会社に持っていることもあり、経営状況は良好です。(だから、練習場を新設する余裕がある)

 クラブの方針は「若手抜擢+健全経営」に置いており、安定度は群を抜いていると言えるでしょう。そのため、デミラル選手を急いで現金化する必要はなく、移籍交渉で良い条件を引き出せる可能性が高くなっています。

 とは言え、ユベントスにも『使えるカード』はあります。今季サッスオーロに期限付き移籍をしていたロジェリオ選手を交渉に組み込めば良いのです。

 「左 SB のレギュラーとしてプレーしたロジェリオ選手の保有権を得られる」となれば、サッスオーロも妥協点を模索すると考えられます。ユベントスもデミラル選手の移籍金を引き下げられるのですから、合意を見出すことは可能と考えられます。

 

 注目銘柄となったデミラル選手の去就がどのような形で決着するのかに注目です。