『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがベンタンクール選手との契約延長で合意に近づきつつあるとのことです。「昇給+契約延長」に見合った働きですし、契約延長のオファーは妥当と言えるでしょう。

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今月25日に22歳の誕生日を迎えるベンタンクール選手は2017年夏にユベントスに加入し、2シーズンに渡ってトップチームでプレーしています。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2017/18 (出場時間率:19.5%) |
セリエA | 20 (5) | 0 | 565' |
UEFA CL | 5 (3) | 0 | 291' | |
イタリア杯 | 2 (1) | 0 | 91' | |
合計 | 27 (9) | 0 | 947' | |
全試合 | 54 | ー | 4860' | |
2018/19 (出場時間率:59.3%) |
セリエA | 31 (21) | 2 (3) | 1998' |
UEFA CL | 7 (6) | 0 | 550' | |
イタリア杯 | 1 (1) | 0 | 90' | |
SuperCoppa | 1 (1) | 0 | 86' | |
合計 | 40 (29) | 2 (3) | 2724' | |
全試合 | 51 | ー | 4590' |
加入初年度は「チームへの適応」と「ケディラ、マルキージオ、マテュイディなど経験豊富な選手たちの壁」もあり、適応に費やした1年だったと言えるでしょう。
しかし、2年目を迎えた 2018/19 シーズンはケディラ選手やエムレ・ジャン選手の負傷によって得たチャンスを活かし、主力選手として大きく飛躍しました。若さゆえのミスもありましたが、良い内容の試合が多く、契約延長には十分に値すると言えるはずです。
ユベントスは現行の推定100万ユーロから250万ユーロに昇給した上で、契約期間を2024年までとするオファーを用意しているとのこと。
ただ、ベンタンクール選手の場合は「『ボカ・ジュニアーズが持つ移籍金の受け取り権』を消滅させること」も地味に重要です。選手が移籍したことで得られる移籍金の半分を譲渡するという条項ですから、消しておいた方が良いと言えるからです。
とは言え、ベンタンクール選手が実質的な “ワンクラブ・マン” となれば、移籍金に関する心配は杞憂に終わります。成長中のベンタンクール選手を良い契約でチームに引き止めることができるのかに注目です。