2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第27節が行われ、アウェイでウディネーゼと対戦したユベントスはフレデリクセン選手のゴールで追い付き、試合は 1-1 の引き分けで終わりました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: ローザ 6: カペッリーニ 5: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ 4: レオネ(→ 9' st. 20: モンジアーロ) 4: フランコフォンテ(→ 25' st. 19: アハマダ) |
FW | 10: フレデリクセン(→ 33' st. 23: ディ・フランチェスコ) 9: マルコビッチ 7: セネ(→ 9' st. 22: ペトレッリ) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。CB にはゴッツィ・イウェル選手が復帰、前線の3トップはフレデリクセン、マルコビッチ、セネの3選手が担当する布陣で試合を迎えます。
雨で水が浮かぶピッチでの対戦となった試合はホームのウディネーゼが先手を取ることに成功する。11分にユベントスのスローインをカットしたウディネーゼはそのままエリア内に侵入すると、最後はコンパニョン選手が左足シュートを決めてホームチームが1点を先行する。
対するユベントスは32分に右サイドのローザ選手が左足で入れたクロスをフレデリクセン選手が頭で合わせて同点に追いつくことに成功。前半は両チームともに1点ずつを取り合い、折り返すこととなる。
後半はハーフタイム明けに攻勢を強めたユベントスがウディネーゼのゴールに迫る展開が増える。
52分にポルタノーバ選手の惜しいシュートを放つと、55分以降は交代出場したペトレッリ選手を中心に攻め込む時間が続く。しかし、ウディネーゼの守備網を完全に崩し切るまでには至らず。時間が経過する。
対するウディネーゼは64分にゲケルトス選手が決定機を掴んだが、シュートは GK ロリア選手がストップ。こちらも勝ち越しゴールを手にすることはできない。
この後も両チームはゴールを狙い続ける姿勢を示したものの、後半は得点が生まれずに終了。結局、試合は 1-1 で終わり、両チームが勝点1を分け合うこととなった。
第27節を終えた時点でユベントス・プリマベーラの戦績は9勝9分9敗(勝点:36)の8位となりました。プレーオフ圏内の6位に位置するカリアリは1試合未消化で勝点39ですから、ウディネーゼ戦で勝利を逃したことは痛手と言えるでしょう。
3月以降の7試合で4分3敗と完全にブレーキがかかった状態から抜け出せていないことが理由です。
ただ、ニコルッシ選手がトップチームに帯同したり、Bチームに招集される選手が出たりと「プリマベーラの主軸選手が不在になる」という事情があります。シーズン終盤に完成度が高まらない “特殊な事情” を抱えているのですから、この点は差し引く必要があると思われます。
プリマベーラの次節は5月11日(土)に予定されているカンピオナート第28節ジェノア戦です。
来季以降もシーズン前半戦でチームを牽引した選手がBチームに昇格するなどして不在の中で終盤戦を迎えることになるでしょう。その中で結果を残すことができれば、大きな財産になります。
ジェノア戦でプリマベーラが久ぶりの勝利を手にすることができるのかに注目です。