2018/19 UEFA ユースリーグ第5節バレンシア戦が行われ、ユベントス・プリマベーラはニコルッシ選手の2ゴールとポルタノーバ選手のゴールで 3-1 で勝利し、プレーオフ・ラウンドへの出場権を手に入れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 7: メネギーニ(→ 17' st. 16: フランコフォンテ) 6: カペッリーニ 15: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ(→ 38' st. 13: ペンナー) 5: マコウン 14: ニコルッシ |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 27' st. 20: フレデリクセン) 9: ペトレッリ 18: ファジョーリ(→ 38' st. 19: ピネッリ) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。アタランタ戦からは3選手を入れ替えて試合に臨みます。
試合は3分、ファジョーリ選手からのパスを受けたペトレッリ選手が相手 GK を脅かして CK を獲得。ユベントスが良い入りを見せる。9分にはファジョーリ選手がファールを受けて得た FK からニコルッシ選手が狙うも、これも GK のセーブで防がれてしまう。
それでも、21分にユベントスは CK からペトレッリ選手がヘディングで合わせる。このシュートはまたも相手 GK ウエスカ選手にストップされたが、こぼれ球をニコルッシ選手が押し込み、ユベントスが1点を先行する。
対するバレンシアはパブロ・ヒメネス選手のシュートを皮切りにユベントスゴールに迫るが、ゴッツィ・イウェル選手の守備にチャンスの芽を摘み取られ、GK ロリア選手を脅かすまでには至らない。
すると、41分にユベントスはニコルッシ選手のアシストを受けたポルタノーバ選手が決定機を活かし、リードを2点に広げることに成功する。
バレンシアは後半開始と同時に3人交代を行い、反撃のきっかけを作り出そうとする。57分にはマコウン選手のファールで得た FK をエスケルド選手が狙うが、これはポストを直撃し、ゴールとはならない。63分に得た決定機もユベントス守備陣のシュートブロックを受け、活かし切れず。
逆に後半のアディショナルタイムにはペトレッリ選手のアシストを受けたニコルッシ選手がこの日2点目を奪取。試合は 3-0 でユベントスが勝利し、クラブ史上2度目のプレーオフ・ラウンドに駒を進めることに成功した。
カンピオナートでアタランタに大敗したことによる影響が懸念されましたが、杞憂に終わったと言えるでしょう。ユースリーグは5節を終えて3勝1分1敗の勝点10。グループ2位が確定し、プレーオフ・ラウンド進出が決定しました。
プレーオフ・ラウンドに駒を進めるのはファビオ・グロッソ監督が率いていた 2016/17 シーズン以来2度目のこと。なお、この時はアヤックスと対戦し、2-0 で敗退しています。
ちなみに、プレーオフ・ラウンドの対戦相手は『国内王者ルート』を勝ち上がって来たチームになることが確定しており、12月17日の抽選で対戦カードが決定する予定になっています。
UEFA ユースリーグで結果を残したユベントス・プリマベーラの次戦は12月1日に開催予定のカンピオナート第10節エンポリ戦です。欧州の舞台で得た自信を国内リーグででも示すことができるのかに注目です。