ユベントスは公式サイト上で 2018/19 UEFA チャンピオンズリーグ・決勝ラウンドの登録メンバー23選手を発表いたしました。クラブ内育成選手枠の関係でクアドラード選手がメンバーから外れています。
登録された選手一覧は下表のとおりです。
クラブ内育成選手(残り2枠) 協会内育成選手(残り0枠) |
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1 | 2 | |
GK(3選手) | ||
1: シュチェスニー | 21: ピンソーリョ | 22: ペリン |
DF(9選手) | ||
2: デ・シリオ | 3: キエッリーニ | 4: カセレス |
12: A・サンドロ | 15: バルザーリ | 19: ボヌッチ |
20: カンセロ | 24: ルガーニ | 37: スピナッツォーラ |
MF(5選手) | ||
5: ピアニッチ | 6: ケディラ | 14: マテュイディ |
23: エムレ・ジャン | 30: ベンタンクール | |
FW(6選手) | ||
7: ロナウド | 10: ディバラ | 11: D・コスタ |
17: マンジュキッチ | 18: ケーン * | |
33: ベルナルデスキ |
今シーズンのグループステージからは退団したベナティア選手に代わって新加入のカセレス選手が加入。スピナッツォーラ選手がメンバー入りした一方、少なくとも3月までは離脱するクアドラード選手がメンバーから漏れました。
この登録メンバーは「大方の予想どおり」と言えるでしょう。
ユベントスはBリストで登録されたケーン選手を含め、クラブ内育成選手が2名しか在籍しておらず、最大25選手の登録枠をフル活用することができません。そのため、負傷離脱中の選手が登録外となったのです。
クアドラード選手が外れた理由は「負傷離脱中の選手の中で、復帰するまでに最も時間を要するから」だと考えられます。
もし、クアドラード選手を登録メンバーに入れれば、外れた選手が不満分子と化すことは避けられません。「少なくとも3ヶ月は全休する選手よりも使えない」とのメッセージを監督がメンバー選考で発信するのですから、チームが崩壊する危機をも招くことになるのです。
崩壊の “予兆” は「ボヌッチ選手の偏重起用」や「ケーン選手の飼い殺し」という形で前半戦から見え隠れしていました。ラツィオ戦とアタランタ戦ではツケが回って来たに過ぎません。
アトレティコという難敵を打ち破るには崩壊を食い止め、チームを再構築することが求められています。自身が蒔いた種によって生じたトラブルをアッレグリ監督がどのように克服してチャンピオンズリーグに照準を合わせるのかに注目です。