ユベントスは公式サイト上で 2018/19 セリエA第32節 SPAL 戦に向けた招集メンバー20選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、21: ピンソーリョ、22: ペリン |
DF | 2: デ・シリオ、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、19: ボヌッチ、20: カンセロ、37: スピナッツォーラ、38: コッコロ、43: ゴッツィ・イウェル |
MF | 6: ケディラ、30: ベンタンクール、39: カスタノス、41: ニコルッシ |
FW | 10: ディバラ、16: クアドラード、18: ケーン、33: ベルナルデスキ、40: マヴィディディ |
アヤックス戦のセカンドレグがファーストレグから中5日で行われるため、ピアニッチ選手やロナウド選手などが招集外。Bチームから4選手(コッコロ、カスタノス、ニコルッシ、マヴィディディ)、プリマベーラから17歳のゴッツィ・イウェル選手が招集されています。
ゴッツィ・イウェル選手を簡単に紹介しますと、ナイジェリア人の両親を持つ2001年4月生まれの17歳。左利きの CB で、U-19 イタリア代表のレギュラーとしてプレーする有望株ですから、今後の成長が楽しみな選手と言えるでしょう。
【先発予想:3-5-2】
GK: ペリン
DF: デ・シリオ、バルザーリ(ボヌッチ)、コッコロ
WB: カンセロ(クアドラード)、スピナッツォーラ
MF: クアドラード(カスタノス)、ベンタンクール(ニコルッシ)、ケディラ
FW: ディバラ、ケーン
アッレグリ監督は 3-5-2 を基本にメンバー選考を行うでしょう。なぜなら、ミラーゲームに持ち込めるからです。
「アヤックス戦から2試合連続で先発」という選手は極力少なくしたいですし、その条件を満たした場合は60分までの出場に留めた起用をしたいところです。そのため、起用できる選手とフォーメーションは限定されていると言えるでしょう。
一方、SPAL のセンプリチ監督は 3-5-2 を使うことでしょう。ペターニャ選手とアンテヌッチ選手の2トップを目掛け、両 WB からのクロスが基本になった攻撃がメインになると予想されます。
まずはフィジカル勝負に持ち込もうとするであろう SPAL の2トップによるポストプレーを制限することがユベントス守備陣の課題です。弱い方の CB が狙われると予想されるため、中盤 MF など周囲の選手によるカバーが重要になります。
攻撃面では「速攻」が鍵になるでしょう。SPAL が普段よりも高い守備ラインになると予想されるため、裏のスペースを突くカウンターに活路を見出すべきです。速さと決定力を持ったケーン選手を上手く活かせるかで決定機の数が変わってくるでしょう。
SPAL 戦から中2日でアヤックス戦(セカンドレグ)が控えているため、「主力選手が負傷離脱するぐらいなら大敗した方がマシ」という割り切りが求められる試合です。
アッレグリ監督が勝点1を積み重ねた時点でスクデットが決まるセリエAに対してどのような位置付けで臨むのか。SPAL 戦で見せる采配に注目です。