ユベントスは公式サイト上でラツィオからマルティン・カセレス選手を半年間の期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。カセレス選手はキャリア3度目のユベントス加入となります。
発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
ラツィオとの合意事項
トリノ、2019年1月29日 ー ユベントス・フットボールクラブは SS ラツィオと選手マルティン・カセレスの登録権を2019年6月30日まで一時的に獲得することで合意に達しました。
獲得費用の60万ユーロは今シーズン中に支払われることになります。
カセレス選手は1987年4月生まれの31歳。2016年夏に契約満了でユベントスを退団して以来、約2年半ぶりの復帰となります。今季前半戦はラツィオに所属し、出場成績は以下のとおりです。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
ラツィオ (出場時間率:28.9%) |
セリエA | 4 (3) | 0 | 306' |
UEFA EL | 4 (4) | 0 | 345' | |
全試合 | 25 | ー | 2250' |
ラツィオは前半戦でユベントスと同じ試合数を消化したのですが、インザーギ監督がメンバーを固定したこともあり、カセレス選手は出場機会が限定されている状況でした。
ユベントスはベナティア選手が出場機会を求めて移籍を志願したこともあり、DF なら CB でも SB でも左右に関係なくプレーできるカセレス選手は後任として理想的な存在だったと言えるでしょう。
カセレス選手に期待されるのは「DF (特に CB 陣)に休養を与えられる内容のプレーをすること」です。キエッリーニ選手は「1週間に1試合のペース」で起用したいですし、安心して休養を与えられるクオリティーを示すことが期待されています。
CB は若返りの必要がありますが、若返りが完了するまでには実力者で乗り切ることが不可避です。
この役割をカセレス選手が担える実力があるのかも残りシーズンで確認されていることでしょう。ボヌッチ選手やバルザーリ選手が復帰するまでの間にどのようなパフォーマンスをカセレス選手が見せてくれるのかに注目です。