『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがエラス・ベローナに所属するモハメド・ファレス選手に獲得の興味を示しているとのことです。
ファレス選手は1996年2月生まれの21歳。フランス生まれでボルドーの下部組織からベローナに移籍して成長し、アルジェリア代表にも選出された経験を持つ左サイドを主戦場とするウィンガーです。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2016/17 (H. Verona) |
セリエB | 14 (7) | (1) | 610' |
イタリア杯 | 3 (2) | 0 | 180' | |
合計 | 17 (9) | (1) | 790' | |
2017/18 (H. Verona) |
セリエA | 13 (12) | (1) | 1089' |
イタリア杯 | 3 (2) | 1 | 193' | |
合計 | 16 (14) | 1 (1) | 1282' |
ベローナがセリエAに昇格した今季に出場機会を増やしており、成長している若手選手の1人と言えるでしょう。
ただ、ユベントスが獲得に興味を示している理由は「左利きのウィング」としてではなく、「左 SB でプレーしている」という点です。
ユベントス戦ではマルティン・カセレス選手が左 SB としてプレーしましたが、第16節まではカセレス選手は右 SB で起用されていたため、左 SB を任せる本職の選手がいない状況でした。
ウィングが本職のファレス選手も、攻撃の枚数を増やす目的で試合中に1列下がった SB でプレーすることもありました。その際、まずまずの守備対応を見せていたことがユベントスが獲得に興味を持った理由と言えるでしょう。
「フランス生まれのアルジェリア代表選手で左利きのサイドバック」として、ナポリのファウジ・グラム選手があげられます。ユベントスはグラム選手を高く評価していますので、グラム選手を彷彿とさせるプレーを見せるファレス選手に興味を持つのは自然なことだと考えられます。
カセレス選手がラツィオに移籍したことで、ファレス選手が左 SB として起用される機会も増えると思われます。移籍金が高騰する前に保有権の確保に動くのか、ユベントスのフロント陣の動きに注目です。