現地11月11日に 2018/19 セリエC第11節アルビッソラ戦が行われ、ユベントス・Bチーム(= U-23)は 1-0 で敗れ、リーグ戦3連敗を喫することとなりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 18: ディ・パルド 34: デル・プレーテ (C) 24: コッコロ 20: ベルアット(→ 1' st. 19: モレッリ) |
MF | 17: ザニマッキア(→ 17' st. 3: ザッパ) 6: I・トゥレ 5: ムラトーレ(→ 17' st. 8: カスタノス) 10: マテウス・ペレイラ |
FW | 11: マヴィディディ(→ 34' st. 14: オリビエリ) 9: ブニーノ |
これまで3バックを使用してきたジロネッリ監督は 4-4-2 を選択。マヴィディディ選手とブニーノ選手が縦の2トップを組む新しい布陣で試合を迎えます。
試合は3分、アルビッソラがスローインからシュートまで持ち込み、幸先の良いスタートを切る。対するユベントスは12分に左サイドからのクロスをブニーノが落とし、マヴィディディが反転して右足でシュートを放つが、相手 GK に右足でブロックされて先制とはならない。
両チームともに決定機を掴めずに時間が経過する中、ミスで均衡が破れる。
アルビッソラが左サイドからクロスを入れると、中に絞ったベルアットが左足アウトサイドでのクリアに空振り。思わぬ形でボールを得たマルティニャーゴがこの絶好機を活かし、デル・ファベロの守るゴールを破ることに成功する。
1点のビハインドで後半を迎えたユベントスはマテウス・ペレイラを中心に反撃を試みる。だが、アルビッソラのゴールを脅かすことはできない。
65分にはブニーノがドリブルで攻め込んで左足でシュートを放つも、ボールは枠のわずかに左へと外れてしまう。それでも、その直後にブニーノとマテウス・ペレイラが相手 GK にセーブを強いるシュートを打つが、同点ゴールを決めるまでには至らない。
79分には左サイドのクロスから、88分は右 CK から得点を感じさせるシュートは放ったユベントスだったが、身体を張ってペナルティーエリア内を守るアルビッソラの守備網をこじ開けることはできず。
結局、試合はこのまま 1-0 で終了。前半にミスがらみで喫した1失点が最後まで重くのしかかり、ユベントスはリーグ戦3連敗と4試合連続で勝利から見放される結果となった。
試合後、ジロネッリ監督は次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「運が悪かったのですが、こうしたことは起きるものです。ボールを保持できていましたし、リスクはほとんどありませんでした。この数試合でゴールを決めれていませんし、これは警報が鳴っていると言えるでしょう。
この試合は引き分けにできたでしょう。しかし、運悪く私達は敗れてしまったのです」
結果を見れば「運が悪かった」と言えますが、「ミスで失点し、相手にリードされる展開での試合を強いられている」という現状は直視しなければならないでしょう。なぜなら、これが苦戦が続く大きな理由だからです。
ただ、Bチームは U-23 の選手で大部分が構成されているため、「 “ユベントスのクラブ内育成選手” が成長すること」が最大の存在意義となります。成長途上の若手選手がミスをするのは当然なのですから、ミスの頻度を減らす取り組みを行い、試合のクオリティーを高めることが求められていると言えるでしょう。
Bチームの次節は11月18日に予定されているセリエC第12節ポンデネーラ戦です。ポンデネーラも直近は2連敗と似た状況に置かれていますので、どちらのチームが浮上のきっかけを掴むことになるのかに注目です。