セリエBに所属するパドバは公式サイト上でユベントスからクレメンツァ選手とヴォリャッコ選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。セリエBの舞台で実力を継続して発揮することが両選手の課題となるでしょう。
クレメンツァ選手は1997年7月生まれの21歳。MF より前のポジションなら、どこでもプレーできるポリバレント性を持った選手です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2017/18 (アスコリ) |
セリエB | 28 (17) | 2 (7) | 1593' |
プレーアウト | 2 (2) | 0 | 165' | |
合計 | 30 (19) | 2 (7) | 1758' |
昨シーズンはセリエBのアスコリでプレー。チームの残留に大きく貢献しました。
今季の所属チームであるパドバはセリエCからの昇格組であり、セリエB残留が目標になるチームです。そのため、クレメンツァ選手の目標は「昨シーズンよりも成績を伸ばすこと」になります。
出場時間、チャンスメイク数、得点やアシスト数で昨シーズンを上回ることがバロメーターになるでしょう。
ヴォリャッコ選手は1998年9月生まれの19歳。ユベントス下部組織出身の DF で、CB や右 SB として起用されている選手です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2017/18 (プリマベーラ) |
プリマベーラ1 | 25 (24) | (1) | 2171' |
ファイナル8 | 2 (2) | 0 | 180' | |
UEFA YL | 5 (5) | 0 | 450' | |
ヴィアレッジョ杯 | 3 (2) | (1) | 207' | |
合計 | 35 (33) | (2) | 3008' |
主将として戦った 2017/18 シーズンの出場時間は3000分超。プリマベーラの主力選手としてプレーしていたと言えるでしょう。
今季は新設されたBチーム(= U-23)に所属することが濃厚と見られていましたが、セリエBのパドバに期限付き移籍することになりました。クレメンツァ選手とは異なりプロ初年度となりますので、まずはチームメイトの信頼を掴み取る必要があります。
もし、出場機会に恵まれなかった場合は「Bチームに呼び戻す」という選択肢が今季から使用可能となっていますし、思い切ってチャレンジするべきと言えるでしょう。
現時点でユベントスの『クラブ内育成選手』の要件を満たすクレメンツァ選手とヴォリャッコ選手がパドバでどのような成長曲線を描くのかに注目です。