カンピオナート・プリマベーラ第19節、トリノとのデルビー・デッラ・モーレはコッコロ選手の得点でユベントスが 0-1 で競り勝ちました。
試合に出場した選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 7: センペリーニ 2: ヴォリャッコ 3: コッコロ 6: ロジェリオ |
MF | 4: ムラトーレ 5: トゥレ 8: マテウス・ペレイラ |
FW | 10: クレメンツァ (C) 9: ゼチリ(→ 17' st. 19: ケーン) 11: レリス(→ 41' st. 14: カヌーテ) |
グロッソ監督は 4-3-3 を選択。アンカーの前にムラトーレ選手とマテウス・ペレイラ選手が入り、クレメンツァ選手、ゼチリ選手、レリス選手の3トップでダービー戦に臨みます。
試合はダービーらしく、一進一退の展開で幕を開けます。
最初に決定機を迎えたのはユベントス。23分にレリス選手が持ち上がってシュートを放つも、これはDFにブロックされてしまいます。しかし、そのこぼれ球を拾ったゼチリ選手がネットを揺らしたものの、オフサイドで取り消され、得点は認められません。
対するトリノはFKやロングボールで活路を見出そうとするも、デル・ファベロ選手を脅かすシュートを打つまでには至らず。結局、前半は 0-0 で折り返します。
後半、先にスコアを動かすことに成功したのはユベントス。
#TorinoJuve 0-1
— Sportitalia (@tvdellosport) 2017年2月27日
FINISCE COSÌ IL DERBY DELLA MOLE ⚽️
Rivediamo il gol di #Coccolo ⚽️#SiPrimavera @JuventusFCYouth @TorinoFC_1906 pic.twitter.com/mJyHB8Qu9n
47分、右サイドで得たFKをクレメンツァ選手が入れ、生まれた混戦からコッコロ選手が押し込むことに成功。アウェイのユベントスが先制します。
55分にはゼチリ選手が右サイドを突破し、グラウンダーのクロスに合わせたペレイラ選手がシュートを放つも、これはGKがスーパーセーブ。
ユベントスは75分にムラトーレ選手が高い位置でのボール奪取からのカウンターでクレメンツァ選手に絶好機が訪れるも、これもGKクッキエッティ選手のセーブに逢い、追加点を奪うことができない。
それでも、トリノにチャンスらしいチャンスを作り出すことを許さず、試合は 0-1 で終了。ユベントスはダービー戦に勝利し、リーグ戦2連勝となりました。
試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達はチームとしてプレーしました。選手たちは楽しんでいましたし、ピッチ上のどこにボールがあっても良いプレーを見せました。
ですが、もっと自分たちの持ち味を示すことができたはずです。試合全体としては勝点3を持ち帰らなければなりませんでした。なぜなら、私達の旅路はまだ続くからです」
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ユベントス | 19 | 15 | 1 | 3 | 46 | +32 |
2 | キエーボ | 19 | 12 | 4 | 3 | 40 | +29 |
3 | サッスオーロ | 19 | 12 | 3 | 4 | 39 | +16 |
4 | エンポリ | 19 | 11 | 4 | 4 | 37 | +18 |
5 | トリノ | 19 | 10 | 6 | 3 | 36 | +17 |
カンピオナート・プリマベーラのグループBですが、2位のキエーボが第19節でアベッリーノに敗れたため、ユベントスとの勝点差が6へと広がりました。
トリノが敗れたことで、3位に浮上したサッスオーロと4位に浮上したエンポリは共に直近5試合5連勝と波に乗っており、油断は禁物です。プリマベーラの次節は3月3日に開催される予定のベネベント戦。良い流れをリーグ戦で継続できるのかに注目です。