『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、2018/19 シーズンをセリエBで戦うパドヴァがユベントスが保有権を持つクレメンツァ選手とマツェク選手の獲得を狙っているとのことです。
パドヴァは 2017/18 セリエC(=レガ・プロ)のグループBを首位で終え、セリエBへの昇格を勝ち取りました。チームを “セリエB仕様” にアップグレードする必要性がありますので、クレメンツァ選手やマツェク選手の獲得を目指していると言えるでしょう。
両選手ともにユベントスが保有権を持つ上、『ユベントスのクラブ育成選手』の条件を満たす1997年生まれの MF です。この点においても、重要度の高い選手であり、適したプレー機会を確保する必要があるのです。
MF: ルカ・クレメンツァ
クレメンツァ選手は 2017/18 シーズンはアスコリ(セリエB)でプレーしました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2017/18 (アスコリ) |
セリエB | 28 (17) | 2 (7) | 1593' |
PlayOut | 1 (1) | 0 | 75' | |
合計 | 29 (18) | 2 (7) | 1668' |
今季はセリエBの舞台でプレーし、中盤の様々なポジションを担当しています。アスコリがセリエBのプレーアウトを戦っており、その結果によって来季の去就が決まる形になると予想されます。
レジスタからトップ下、ウィングでもプレー可能という多彩な選手ですのでどの特性を伸ばすかが来季の注目点になるでしょう。
MF: ロマン・マツェク
マツェク選手は苦しいシーズンとなりました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2016/17 (バーリ) |
セリエB | 16 (10) | (1) | 892' |
合計 | 16 (10) | (1) | 892' | |
2017/18 (クレモネーゼ) |
セリエB | 9 (3) | 1 | 380' |
合計 | 9 (3) | 1 | 380' |
半年ローンで加入したバーリで記録した出場時間をクレモネーゼでプレーした今季は下回る結果になったからです。得意とするポジションは中盤のインサイドハーフであり、来季は1シーズンを継続的にプレーできるかが課題と言えるでしょう。
若手有望株選手が来季はどのチームでプレーすることになるのかにも注目です。