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ユベントス、中国・招商銀行と地域パートナー契約を締結

 ユベントスは公式サイト上で中国・招商銀行と2020年までの地域パートナー契約を締結したことを発表いたしました。“八行五保” の一角とスポンサー契約が締結されたことはクラブにとってプラスと言えるでしょう。

画像:Juventus x 招商銀行(中国)
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 招商銀行は "Bank of the Year in China 2016" に輝くなど中国屈指の銀行です。「中国初の完全株式制の法人企業」ですので、このことを知っている人もいると思われます。

 招商銀行を1987年に創設した『招商局集団』は中国の中央政府が管理・監督する中央企業の1つです。そのため、「中国政府と(一定の)結びつきができた」と言うこともできるでしょう。

 

 ユベントスが『招商銀行』と地域パートナー契約を締結した理由の1つは「グローバル・オフィシャル銀行の契約を『UBI 銀行』と締結しているから」でしょう。もう1つは「中国政府が国内からの資本流出を嫌っているから」だと考えられます。

 ただ、地域パートナー契約であれば、双方が納得する落とし所になります。ユベントスはスポンサー契約を手にすることができますし、中国政府も資本の国外流出を限定できるからです。

 中国市場は人口が大きいだけに、ファンを獲得する足がかりを手にしたことはクラブ経営にプラスをもらたすことでしょう。クリスティアーノ・ロナウド選手という世界屈指の広告塔を手にしていますので、その効果も期待されるところです。

 

 「ロナウド選手の獲得」が新規のグローバル・スポンサー契約にどのぐらいの影響を与えるのか。これからのユベントス経営陣の動きに注目です。