2017/18 カンピオナート・プリマベーラ1第25節サッスオーロ戦が行われ、ユベントスは 2-0 で敗れました。この結果、リーグ戦では5試合連続で勝利から見放されることとなりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: ヴォリャッコ (C) 6: デッリ・カッリ 4: ジョアン・セラン 3: トリパルデッリ |
MF | 7: ディ・パルト(→ 25' st. : モラキオーリ) 5: レアンドロ・フェルナンデス 8: ムラトーレ |
FW | 10: モンタペルト(→ 12' st. : オリビエリ) 9: クレノビッチ 11: ポルタノーバ(→ 6' st. : デル・ソーレ) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。クレノビッチ選手を CF に、両翼をモンタペルト選手とポルタノーバ選手が担当する布陣で試合を迎えます。
試合は両チームが互いに攻め立てる展開で始まる。先に決定機が訪れたのはユベントス。25分に浮き球のロングボールをサッスオーロの DF が頭で GK に返すも、ボールに力がなく、クレノビッチ選手が回収する。しかし、シュートを打つ前に GK サタリーノ選手が飛び出してセーブし、ユベントスのチャンスは潰える。
27分には左サイドで得た FK から再びサッスオーロのゴールに迫ったが、これもサタリーノ選手に防がれてしまう。
対するサッスオーロは42分にドリブルから最後はフランキーニ選手がシュートを放ったが、ボールは枠の右へと外れる。44分には細かいタッチのドリブルでエリア内まで侵入したラスパドリ選手のシュートがユベントスゴールを襲ったが、これは GK ロリア選手が良い反応を見せてセーブ。
前半はどちらも均衡を破ることはできず、0-0 で折り返す。
すると、51分に試合は大きく動く。サッスオーロはカウンターからのドリブルでエリア内に侵入したモタ・カルバーリョ選手がデッリ・カッリ選手に倒されて PK を獲得。これをモタ・カルバーリョ選手がロリア選手が飛んだ方向とは逆のゴール右下に決め、サッスオーロが1点をリードする。
追いつきたいユベントスだが、サッスオーロに押し込まれて反撃の糸口を掴むことができない。
72分にはラスパドリ選手がモタ・カルバーリョ選手とのワンツーでエリア内に侵入してダイレクトシュート。このシュートが決まり、サッスオーロはリードを2点に広げる。
リズムに乗れないユベントスは82分にデッリ・カッリ選手が2枚目のイエローカードで退場。結局、ユベントスは後半に見せ場を作ることができず、2-0 で敗戦。これにより、リーグ戦は5試合連続で勝利から見放されることとなった。
カンピオナート第25節を終えた時点での順位表は次のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | アタランタ | 25 | 15 | 8 | 2 | 53 | +34 |
2 | インテル | 24 | 15 | 5 | 4 | 50 | +20 |
3 | フィオレンティーナ | 24 | 14 | 4 | 6 | 46 | +16 |
4 | ローマ | 25 | 12 | 7 | 6 | 43 | +8 |
8 | ユベントス | 25 | 9 | 7 | 9 | 34 | -2 |
6位までがプレーオフ圏内であり、そこに食い込むことがプリマベーラの現実的な目標と言えるでしょう。ただ、上位勢は1試合または2試合を未消化となっていますので、厳しい状況に置かれています。
プリマベーラの次戦は4月21日に行われる予定のカンピオナート第26節インテル戦です。この試合で意地を見せることができるのかに注目です。