ヴィアレッジョ・カップ 2018 ラウンド16が行われ、セリエD選抜と対戦したユベントスは 3-1 で勝利し、準々決勝に駒を進めました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 12: ロリア |
DF | 23: メネギーニ(→ 41' st. 14: フレイタス) 5: デッリ・カッリ 6: カペッリーニ 4: ザナンドレア |
MF | 19: メリオ(→ 33' st. 16: モッローネ) 21: レアンドロ・フェルナンデス 8: ムラトーレ (C) |
FW | 20: モンタペルト(→ 30' st. 26: ファジオーリ) 9: クレノビッチ 17: モラキオーリ(→ 41' st. 18: カンポス) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。好調のクレノビッチ選手を CF で起用し、両ウィングにはモンタペルト選手とモラキオーリ選手が入る布陣で試合に臨みます。
試合はユベントスが先手をとる。3分、ユベントスは中盤からボールを運ぶとメリオ選手がシュート。これは相手 DF にブロックされたが、浮き球をクレノビッチ選手がダイレクトボレーで決め、1点のリードを手にする。
しかし、19分にセリエD選抜が右サイドから入れたクロスのクリアボールを競り合いに行ったメネギーニ選手が相手を倒したとの判定で PK を献上していまう。セリエD選抜はこれをアルベルティ選手がゴール左下に決め、同点に追いつく。
ユベントスは34分、モンタペルト選手が蹴った左 CK をデッリ・カッリ選手が左足ボレーを決め、前半の間で勝ち越しに成功する。
1点のリードを手にして迎えた後半の立ち上がりにもユベントスは追加点を手に入れる。52分にクレノビッチ選手がポストプレーでボールをモンタペルト選手に落とす。これをドリブルで持ち上がったモンタペルト選手が自らロングシュートを決め、リードを2点に広げる。
対するセリエD選抜は CK からゴールを狙うが、シュートは枠を捉えず。ユベントスもチャンスを作るも、こちらはシュートに持ち込むまでには至らず。
結局、試合はこのまま 3-1 で終了。後半の早い時間帯までに3得点をあげたユベントスがリードを守りきり、準々決勝に駒を進めた。
一発勝負のトーナメント戦でユベントスにとって理想的な試合展開となりました。主導権を常に手にする形で試合を進めることができたからです。
準々決勝に駒を進めたユベントスは現地23日(金)にラウンド16で PK 戦の末にトリノを下したリエカと対戦します。
リエカとはグループリーグ初戦で対戦し、2-2 の引き分けで終わっています。この時はリエカに2点の先行を許し、クレノビッチ選手の2ゴールで追いつくという展開でした。
準々決勝ではリエカを相手に主導権を握った戦いができるかが勝敗の分かれ目になるでしょう。プリマベーラがどのような戦いを見せるのかに注目です。