ヴィアレッジョ・カップ 2018 のグループリーグ第2節が行われ、ベネベントと対戦したユベントスは95分にモンタペルト選手が劇的ゴールを決め、大会初勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブスティ |
DF | 13: カメライ 5: デッリ・カッリ (C) 6: カペッリーニ 3: アンツォリン |
MF | 11: ニコルッシ(→ 20' st. 2: ヴォリャッコ) 21: レアンドロ・フェルナンデス 16: モッローネ |
FW | 10: デル・ソーレ(→ 39' st. 20: モンタペルト) 25: ペトレッリ(→ 1' st. 9: クレノビッチ) 17: モラキオーリ(→ 22' st. 7: ポルタノーバ) |
リエカ戦から中1日で迎えたため、ダル・カント監督は先発6選手を入れ替えてベネベント戦を迎えます。
試合はユベントスが右ウィングに入ったデル・ソーレ選手を中心にベネベントを攻め立てる展開で始まる。
5分のデル・ソーレ選手のシュートを皮切りにユベントスは攻勢を強める。20分と34分にはデル・ソーレ選手とモラキオーリ選手のコンビでベネベントゴールを脅かしたものの、均衡を破ることはできない。
対するベネベントは40分にシュートを放ったものの、こちらは枠の外。前半はユベントスが押し込むも得点を奪うことまでには至らず、0-0 で終了する。
ダル・カント監督は後半開始と同時にクレノビッチ選手を投入すると、この采配が的中する。ユベントスは49分にデル・ソーレ選手のお膳立てからクレノビッチ選手が決め、1点のリードを手にする。
過密日程でエネルギーをセーブしたいユベントスは65分にヴォリャッコ選手を投入し、3バックで逃げ切り体制に入る。しかし、78分にデッリ・カッリ選手が PK を献上してしまう。この PK をピント選手が決め、試合は 1-1 の振り出しに戻る。
すると、6分間の長いアディショナルタイムで試合が目まぐるしく動く。ユベントスは92分にヴォリャッコ選手が退場し、10人での戦いを余儀なくされる。
しかし、95分にユベントスは自陣内でボールを奪うと前線にロングフィード。このボールがポルタノーバ選手に展開され、右サイドの深い位置からクロスが入る。これをモンタペルト選手がダイビングヘッドで決め、勝ち越しに成功。
土壇場で勝ち越しゴールを決めたユベントスが勝点3を手にし、自力での首位通過の可能性を残すことに成功した。
理想を言えば、1-0 で逃げ切りたかった展開です。ただ、PK で追いつかれ、1人少なくなるという悪循環に陥っていた状況から勝ち越したことは高く評価されるべき点でしょう。
攻撃陣ではクレノビッチ選手が2試合3得点と CF として文句のない成績を残しており、この勢いを保った状態でグループステージを突破したいところです。
プリマベーラの次戦は3月18日(日)に行われるグループ第3節ユーロ・ニューヨーク戦です。ユベントスが勝点4(得失点 +1、総得点4)、リエカも勝点4(得失点 +2、総得点4)という状況ですから、複数得点で勝利することができるのかに注目です。