ヴィアレッジョ・カップ 2018 準決勝が行われ、フィオレンティーナと対戦したユベントスは 4-1 で敗れ、準決勝で敗退となりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 12: ロリア |
DF | 23: メネギーニ 6: カペッリーニ 5: デッリ・カッリ(→ 1' st. 3: アンツォリン) 4: ザナンドレア(→ 31' st. 15: ジョアン・セラン) |
MF | 19: メリオ(→ 1' st. 7: ポルタノーバ) 21: レアンドロ・フェルナンデス 8: ムラトーレ (C) |
FW | 20: モンタペルト(→ 37' st. 25: ペトレッリ) 9: クレノビッチ 26: ファジオーリ(→ 15' st. 17: モラキオーリ) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。準々決勝リエカ戦では右サイドで先発したヴォリャッコ選手とデル・ソーレ選手に代わり、メネギーニ選手とモンタペルト選手をスタメンで起用した他は同じ9選手という陣容で試合に臨みます。
試合はフィオレンティーナがリーグ戦での勢いを見せつける。8分エリア内にいたラクティ選手がマガニッチ選手のパスを素早く回収し、ゴール左下に決め、均衡を破ることに成功する。
フィオレンティーナは13分に左 CK からモスティ選手が頭で合わせる。これは GK ロリア選手が防いだものの、こぼれ球をディアカテ選手が押し込み、リードを2点に広げる。
2点のビハインドを背負ったユベントスは立て続けに右サイドからの攻撃でフィオレンティーナのゴールに迫るものの、得点を予感させるシュートを放つまでには至らない。
ユベントスは後半開始とともに2枚替えを敢行。すると、51分に1点を返すことに成功する。ムラトーレ選手が右サイドを持ち上がり、モンタペルト選手にボールを託す。エリア手前のやや距離のある場所から左足で放たれたシュートがゴールに突き刺さり、1点差に詰め寄る。
しかし、前がかりになったところを突かれてしまう。53分にザナンドレア選手のクリアが不十分となり、ゴーリ選手がボール奪取に成功。このプレーで得たチャンスを決められ、フィオレンティーナのリードは再び2点差となる。
攻撃に出るしかないユベントスが攻勢を強めるも、GK ギドッティ選手が守るフィオレンティーナのゴールをこじ開けることができない。逆に90分にはスローインからエリア内に侵入したロンゴ選手を GK ロリア選手が倒して PK を献上。これをディアカテ選手に決められ、4点目を奪われてしまう。
結局、試合はこのまま 4-1 で終了。ユベントスはヴィアレッジョ・カップ準決勝で大会を去ることになった。
フィオレンティーナに力の差を見せつけられる結果となりましたが、大会前の予想を上回る成績を残したと言えるでしょう。
特にクレノビッチ選手が6試合6得点、モンタペルト選手が6試合4得点2アシストと攻撃を牽引しました。両選手ともにカンピオナートでは際立ったパフォーマンスは残せていなかっただけに、ヴィアレッジョ・カップで大きな成長を遂げたことが最大の収穫だったと言えるはずです。
カンピオナートは残り7試合。ヴィアレッジョ・カップで得た自信をカンピオナートに活かし、良い形でシーズン最終盤を締めくくることができるのかに注目です。