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【採点】 2017/18 セリエA第28節 ユベントス対ウディネーゼ

 雨のアリアンツ・スタジアムで行われた 2017/18 セリエA第28節ウディネーゼ戦はディバラ選手の2ゴールでユベントスが 2-0 で勝利しました。

画像:ドッピエッタの活躍でチームを牽引したディバラ

 先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

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画像:2017/18 セリエA第28節 ユベントス対ウディネーゼ
表1:先発メンバー(2017/18 セリエA第28節 ウディネーゼ戦)
  Juventus
[4-2-3-1]
Udinese Calcio
[3-5-1-1]
GK 23: シュチェスニー 1: ビサーリ
DF 2: デ・シリオ
24: ルガーニ
3: キエッリーニ 画像:キャプテン
22: アサモア
17: ナウティンク
4: アンジェッラ
3: サミル
MF 6: ケディラ
8: マルキージオ
11: ドウグラス・コスタ
10: ディバラ
27: ストゥラーロ
27: ヴィドマー
72: バラーク
85: ベーラミ 画像:キャプテン
6: フォファナ
53: アドナン
FW 9: イグアイン 14: ヤンクト
20: マキシ・ロペス

 ユベントスのアッレグリ監督は 4-2-3-1 を選択。マルキージオ選手とケディラ選手がボランチを務め、ディバラ選手がトップ下に入る布陣で試合に臨みます。

 対するウディネーゼのオッド監督は 3-5-1-1 を選択。CF にマキシ・ロペス選手を起用し、ヤンクト選手が2列目でサポートする陣容で試合を迎えます。

 

 試合は2分、ロングドリブルで持ち上がったヤンクトがエリア手前で倒され、ウディネーゼが FK を獲得。アドナンの鋭いクロスが入ったが、シュチェスニーが弾き、ゴールは許さない。

 すると、試合は徐々にユベントスのペースに。ユベントスは15分に右サイドを突破したデ・シリオのクロスにストゥラーロがスライディングで合わせようとするも、ボールには届かず。

 それでも、ユベントスは19分に抜け出そうとしたイグアインがゴール正面右で倒されて FK を獲得する。これをディバラがゴール右上に決め、ユベントスが先手を取る。

 36分にはストゥラーロのポストプレーに反応したディバラが倒され、ユベントスが PK を得る。しかし、左下を狙ったイグアインのシュートは GK ビサーリに完全に読み切られて失敗。ユベントスは前半を 1-0 で折り返す。

 PK 失敗のツケを払ったトッテナム戦のことが頭をよぎったユベントスだが、後半開始直後の49分にイグアインのキープからディバラが右足で流し込み、リードを2点に広げる。

 ユベントスは70分にイグアインのクロスにマテュイディが飛び込んだものの、合わせることができず。78分にはD・コスタからのパスを受けたディバラが左サイドからシュートを放ったが、ビサーリにセーブされ、トリプレッタとはならず。

 それでも、守備陣はウディネーゼの攻撃をシャットアウト。2-0 で試合を終え、勝点3を手堅く積み重ねることに成功した。

 

 試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。

GK: シュチェスニー 6.5
 アドナンの FK を良い反応で弾き出す。安定感のあるセービングに加え、ポゼッション時のボール回しでもチームに落ち着きをもたらした。

DF: デ・シリオ 6.5
 攻守において効果的にプレーに関与し、コンディションが上向いていることを示した。状態を維持できるかが残りシーズンの課題である。

DF: ルガーニ 6.0
 マキシのポストプレーに対処。中央でクロスを跳ね返し、安定した守備を披露した。

DF: キエッリーニ 6.0
 試合序盤にヤンクトのドリブルをファールで止めたが、その後は強さを発揮。カウンターが威力を発揮する前に防ぎ、DF 陣を牽引した。

DF: アサモア 6.0
 目立つプレーは少なかったものの、左サイドで攻守に献身性を示す。

MF: ケディラ 6.0
 中盤でマルキージオをサポート。バランスを取り、パスの経由地として機能するなど走力とは異なる持ち味を示した試合となった。

MF: マルキージオ 6.5
 ボールを配給し、カウンターの芽を摘み取るなど中盤の底で期待された仕事を果たした。イグアインやディバラへの縦パスが通るようになれば、ピアニッチとは違った効果をもたらすだろう。

MF: ドウグラス・コスタ 6.0
 ドリブルで局面を打開し、大きな存在感を発揮。だが、チームが省エネモードで戦っていたこともあり、威力は限定的だった。

MF: ディバラ 7.5
 見事な FK を決め、後半開始直後には2点目を奪取。エースとして相応しい働きをした。上り調子となっており、シーズン最終盤に向けて頼もしい限りだ。

MF: ストゥラーロ 6.0
 左ワイドで献身的に働き、マテュイディが出場してからはボランチとしてプレー。ディバラが PK を獲得する動きのアシストをするなど攻撃面での貢献が光った。

FW: イグアイン 6.0
 先制点につながる FK を獲得し、2点目はアシスト。素晴らしい働きを見せていただけに、PK 失敗だけが悔やまれる内容になってしまった。

 

【交代選手など】

MF: マテュイディ 6.0
 63分にケディラとの交代で出場。左ワイドに入り、攻守に顔を出す。いつもの運動量を見せ、中盤で持ち味を発揮していた。

FW: マンジュキッチ 6.0
 イグアインに代わり、73分から出場する。CF としてプレーするも、途中からはウィングの役割を多く担う。状態が懸念されていただけに、ピッチに戻ってきたことが朗報だ。

MF: ベタンクール ー
 D・コスタとの交代で88分から出場機会を得る。中盤でスペースを消し、仕事を果たした。

 

アッレグリ監督 6.5
 取りこぼしが生じやすい試合で勝点3を積み重ねることに成功した。休ませたい選手に起用せずに済んだ上、ピアニッチやベナティアが起用できないチャンピオンズリーグの次戦を見据えたテストができたことは大きい。3月の代表戦ウィークまで走る抜けられるかが注目点だ。

ジャコメッリ主審 6.0
 カードを出す場面は最小限に留めるも、出すべき時はカードを提示。ディバラへのファールも近い位置で見るなど安定したレフリングを見せた。