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ユベントス、2018年夏に現行契約が満了するのは7選手

 冬の移籍市場は「修正」がメインであり、大きな取引となるケースは稀です。ただ、契約期間が残り6ヶ月を切った際は他チームとの交渉についての制限がなくなるため、違った対応が必要なります。

画像:マロッタGM

 ユベントスの所属選手で2018年夏に現行契約が満了する選手は下表のとおりです。

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表1:2018年夏に現行契約が満了する選手
契約満了の選手 代替選手(候補)
GK ブッフォン
  • ブリニョーリ
  • アウデーロ
DF キエッリーニ
  • 契約延長
バルザーリ
ヘーベデス *
  • カルダラ
アサモア
  • スピナッツォーラ
  • 契約延長
リヒトシュタイナー
  • ポル・リロラ
  • マッティエッロ
FW D・コスタ *
  • 買取オプションの行使

 ドウグラス・コスタ選手とヘーベデス選手はローン移籍という形態であることを除外しても、ユベントスは5選手が2018年夏に現行契約を満了します。

 「契約延長」が行われているとの報道も出ていますが、決定したとの発表はありません。また、今季終了後にW杯もありますし、移籍を希望する選手もいることでしょう。そのため、例年よりも夏は忙しくなることが考えれます。

 

1:最優先はセンターバックの枠組みを固めること

 ユベントスは CB を本職とする5選手をトップチームに抱えていますが、そのうち3選手が今季終了後に現行契約を満了します。

 そのため、「来季の CB の枠組み」を2018年1月の移籍市場が閉まった時点で固めておく必要があります。カルダラ選手を戦力に計算するとして、どのベテラン選手を “お手本役” に指名するのかを決めなければなりません。

 戦力レベルを維持したまま、若返りすることが要求されている状況です。ユベントスのフロント陣がこの課題にどう取り組むのかが注目点と言えるでしょう。

 

2:左 SB は今夏と似た状況が再発する可能性あり

 左 SB は今夏と似た状況が起きる可能性があります。アレックス・サンドロ選手に移籍の噂が絶えず、ポジションの序列が流動的だからです。

 ただ、アサモア選手の現行契約は満了しますし、スピナッツォーラ選手はユベントスに復帰する見通しです。スピナッツォーラ選手を軸に据えるにしても、チームに適応するまでの時間は確保したいところです。

 したがって、アレックス・サンドロ選手とアサモア選手の両方を夏に失うことは避けるべきです。左 SB も冬の移籍市場でどう動くのかが注目と言えるでしょう。

 

3:ブッフォンの場合は引退を前提に動く必要がある

 GK はブッフォン選手が引退する前提で動く必要があります。シュチェスニー選手が正 GK を引き継ぐ予定であり、控え GK を補強することが求められることになります。

 このポジションは冬の移籍市場で選手を獲得する必要は(現時点では)ないため、ブッフォン選手が心変わりするかを確認することが求められることになると思われます。

 

 冬の移籍市場で選手層をどのように調整するのかという点に加え、現行契約が満了する選手たちの処遇をユベントスのフロント陣がどうするのかにも注目です。