2017 ヴィアレッジョ・カップのグループリーグ第2節トロント戦を戦ったユベントス・プリマベーラはゼチリ選手のゴールで先制するも、後半に追いつかれ、1-1 の引き分けに終わりました。
試合に出場した選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 12: マルリッキ |
DF | 22: センペリーニ(→ 15' st. 16: モラキオーリ) 23: アンデルセン(→ 30' st. 19: マンチーニ) 3: コッコロ (C) |
MF | 21: メリオ(→ 15' st. 20: バスコ) 5: カヌーテ 14: トゥレ(→ 30' st. 11: マテウス・ペレイラ) 8: ボヴェ(→ 15' st. 2: ンディアエ) 10: モスティ(→ 15' st. 16: ガルタロッサ) |
FW | 9: ゼチリ 17: レリス(→ 35' st. 6: ロジェリオ) |
中1日で迎えた試合ということもあり、グロッソ監督はシステムを変更。ポゼッションを念頭に置いた 3-4-1-2 を選択し、第1節で結果を残したレリス選手とゼチリ選手の2トップでトロント戦に臨みます。
ユベントスはカヌーテ選手が最終ラインに下がり、4-3-3 でバランスを取る形で試合を進めます。
先手を取ることに成功したのはユベントス。ゼチリ選手がファーストチャンスを活かし、6分に先制点をあげ、優位な立場を手にします。
このまま主導権を保ち続けたいユベントスでしたが、徐々にトロントが盛り返し、惜しいチャンスを作り始めます。30分にはマンデキッチ選手のヘディングシュートを枠をかすめ、33分にハンダル選手が放ったシュートはマルリッキ選手がセーブ。
このまま前半をしのぎ切ったユベントスが1点のリードを持って後半を迎えます。
後半に入ると、最終節を良い形で迎えたい両チームの思惑が重なり、得点を狙う一進一退の展開が色濃くなります。
ユベントスは57分にコッコロ選手の放ったシュートがクロスバーを直撃。試合の行方を決定づけることはできず。試合時間が60分を過ぎたことで、両チームの選手交代が活性化する展開となります。
交代策が的中したのはトロントでした。72分、ウッチェロ選手から完璧なパスが途中出場のダダ=ルーク選手へと渡り、至近距離からのシュートで同点に追いつきます。
残り時間で勝点3を取るために攻め続けた両チームだったが、互いに守備陣が奮闘し、試合は 1-1 のまま終了。勝点1を分け合うことになりました。
第2節を終えた時点での順位表は次のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マチェラテーゼ | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | 5 | 3 |
2 | ユベントス | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | 3 | 2 |
3 | トロント | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 | 4 |
4 | D・プラハ | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 4 |
ユベントスは第3節マチェラテーゼ戦を3月18日に行う日程です。引き分け以下だと決勝進出は他会場の結果次第となりますので、最終節は「勝たなければならない試合」と位置付ける必要があると言えるでしょう。
2試合とも先手を取ることはできています。最終節は「リードを上手く活かして、勝点3を得るための試合運びができるのか」が注目点となるはずです。
主力選手が U-19 や U-17 に招集された中でも結果を出すことができるのか。プリマベーラの奮闘に期待したいと思います。