2017年のヴィアレッジョ・カップ初戦は試合終了間際にレリス選手が決勝点をあげ、ユベントスがデュクラ・プラハを 2-1 で下しました。
試合に出場した選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ロリア |
DF | 22: センペリーニ 23: アンデルセン 3: コッコロ 6: ロジェリオ(→ 18' st. 21: メリオ) |
MF | 5: カヌーテ(→ 27' st. 2: ンディアエ) 8: ボヴェ(→ 18' st. 14: トゥレ) 4: ムラトーレ (C)(→ 38' st. 20: バスコ) 11: マテウス・ペレイラ(→ 38' st. 16: ガルタロッサ) 10: モスティ(→ 18' st. 17: レリス) |
FW | 9: ゼチリ(→ 27' st. 19: マンチーニ) |
グロッソ監督は 4-4-1-1 を選択。最前線にはゼチリ選手が入り、セカンドトップにはモスティ選手を起用。マテウス・ペレイラ選手が高いポジションを取る際は 4-3-2-1 にスライドするシステムでデュクラ・プラハとの初戦を迎えます。
試合は序盤にユベントスが先手を取ることに成功します。
2分、ロジェリオ選手が入れたクロスはデュクラ・プラハ守備陣にクリアされたものの、これをマテウス・ペレイラ選手がミドルシュート。ディフェンスに当たったボールに反応したゼチリ選手が中央に折り返したところを、モスティ選手が押し込み、ユベントスが先制します。
勢いに乗ったユベントスは12分にムラトーレ選手がエリア外からのミドルで狙うも、GKがファインセーブ。デュクラ・プラハもヴルツェク選手に2度の決定機が訪れたものの、ロリア選手の牙城は崩せず。
前半は 1-0 と、ユベントスがリードして終えます。
後半に入っても、一進一退の状況は変わらず、両チームに得点のチャンスが訪れます。デュクラ・プラハは76分にサイドを崩し、ドゥデラ選手がシュートを放ったものの、ムラトーレ選手がブロック。試合はこのまま最終盤に突入します。
すると、同点に追いつくため、攻勢を強めていたデュクラ・プラハの苦労が報われます。38分、ヴァスコ選手がロングフィードをクリアし切れず、ボールが足元に入ったところをチェルマク選手が奪取に成功。そのまま持ち上がってゴールを決め、試合を振り出しに戻します。
このまま試合終了かと思われた89分に再び試合が動きます。ンディアエ選手が左サイドから入れたクロスをレリス選手が胸トラップから反転して、右足ボレーでネットに突き刺し、土壇場で勝ち越し点を奪うことに成功します。
結局、試合はこのまま 2-1 で終了。ユベントスが白星を手にしました。
試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達は多くのチャンスを作りましたし、正しい一歩を踏み出したことが重要です。しかし、もっと上手くできることも確かなことです。
良い面もあれば、悪い面もあった今日のプレー内容を継続したいと思っています。もちろん、悪かった点については改善したいと考えています。
私達が優勝本命か?それは分かりません。目標を持ってピッチに立ちますし、ベストを尽くすだけです」
なお、第1節を終えた段階での1組の順位表は以下のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ユベントス | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 |
2 | トロント | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 |
3 | マチェラテーゼ | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 |
4 | D・プラハ | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 |
次節は3月15日に行われるトロント戦。グループ突破に王手をかけることができるのかが注目の一戦になることでしょう。プリマベーラの戦いにも注目です。