DFの主軸としてチームを牽引するボヌッチ選手が『スカイ・イタリア』からのインタビューに応じたと公式サイトで取り上げられていましたので、概要を紹介いたします。
レオナルド・ボヌッチ選手:
「私達は欧州ベスト8に入りました。改善するかは私達次第ですし、可能な限り勝ち進みたいと思っています。
この数年で高い技術と経験を持った選手たちがチームに加わりました。監督が試合後に述べたように私達は試合内容やポゼッションのクオリティーを改善する必要があります。
ポルト戦は上手くプレーしたと思いますが、技術レベルという点で少しミスが見られました。特に、ゴール前でのラストパスといった部分でです。
新システムによって、特に前線4枚が個人レベルで大きな違いを生み出すこととなりました。攻守両面においても良い効果が生まれたと言えるでしょう。
私達のほとんどがこのシステムでのプレー経験はなかったのですが、すべてを出し尽くすことが促され、連勝をすることに繋がりました。自分たちの意識次第で最後までプレーすることができると思います。
欧州の舞台でプレーすることについては良い方法も悪い方法もあるでしょう。どの試合ででもベストを出し尽くすという欲求が私達には備わっていなければならないのです。
シーズンを見渡せば、(ベンチ外となるような)出来事も起きます。私が述べたようにグループ、トレーナー陣、そしてクラブの結束と強さを示すことになりました。
私達は常に敬意を払わなければなりませんし、ルールを尊重しなければなりません。私は間違いをしましたし、代償を支払いました。これは監督も同じです。水に流して、前を向いていますよ!
日々の生活で友人、家族、同僚や上司との関係で似たようなことが起きるでしょう。大事なことはミスから学ぶ知性を持ち、間違いから改善することを学習することです。
レスターはここまでサプライズとなっていますし、彼らは失うものは何もありません。ですが、私達はどの相手とでも渡り合うことができるととの意識を持たなければなりません。
個人的にはバルセロナと準々決勝で対戦したいと思っています。2年前の決勝で敗れた相手ですし、彼らに挑戦することは私達にとって大きなモチベーションになると考えられるからです。
ただ、PSGとの対戦で大逆転をしており、残っているチームの中で最も勢いと信念があるチームと言えるでしょう。
避けたいチームですか?バイエルンです。アンチェロッティはどのようなチームででも、勝つ方法を見出しましますし、グアルディオラ時代と遜色ない状態です。このようなチームと対戦するのは一発勝負の方が好ましいでしょう」