新年初戦となるカンピオナート第13節エンポリ戦が行われ、ユベントスはクレメンツァ選手の先制点などで 3-0 の勝利で終えました。
試合に出場した選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ |
DF | 2: センペリーニ 5: ヴォリャッコ 6: アンデルセン(→ 28' st. 14: トゥレ) 3: トリパルデッリ |
MF | 7: マツェク(→ 24' st. 16: カヌーテ) 4: ムラトーレ 8: カリガラ 10: クレメンツァ (C) |
FW | 9: モイーズ・ケーン(→ 33' st. 20: モスティ) 11: レリス |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を選択。ムラトーレ選手をアンカーに起き、トップ下のクレメンツァ選手がモイーズ・ケーン選手とレリス選手と連携してゴールを狙う布陣でエンポリ戦を迎えます。
試合はユベントスが押し込む形で進行します。まずは7分、ゴール正面でパスを受けたクレメンツァ選手が左足でシュート。しかし、これはGKにストップされてしまいます。
対するエンポリは21分にロングカウンターで決定的なチャンスを得ます。トラオレ選手がドリブルで持ち上がり、マニコーネ選手にラストパスから決定的な場面を迎えるも、シュートは枠を外れユベントスは難を逃れます。
すると、ユベントスがセットプレーから先制点を奪うことに成功。24分にゴール正面左で得たFKをクレメンツァ選手がニアに決め、リードを奪います。
先制したユベントスは37分に右サイドからエリアに侵入したモイーズ・ケーン選手が角度のない位置からグラウンダーのクロス。これを走り込んだレリス選手がニアで合わせ、リードを2点差とします。
2点リードで迎えた後半開始の時間帯にユベントスは追加点をあげることに成功します。49分、自陣深くでボールを奪ったカリガラ選手が前線にロングフィード。これを拾ったモイーズ・ケーン選手が右足で流し込み、試合を決定づける3点目を奪います。
64分にもクレメンツァ選手がエリア外から枠内シュートを放つものの、これはGKがセーブ。この直後のプレーでエンポリに最大の決定機が訪れたが、こちらもアウデーロ選手が防ぎ、ピンチを逃れます。
試合はこのまま 3-0 で終了。ユベントスが新年最初の一戦を白星で飾ることに成功しました。
試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。
ファビオ・グロッソ監督:
「重要なパフォーマンスでした。エンポリがトラブルを引き起こす力があることは分かっていましたし、チームが見せたパフォーマンスに満足しています。正しい姿勢で試合に向き合いました。これは簡単なことではないのです」
プリマベーラの次節はウディネーゼとのリーグ戦第14節。リーグ開幕戦でドローとなった相手に折り返しの初戦で借りを返すことができるかが鍵と言えるでしょう。
後半戦のプリマベーラの戦いにも注目です。