UEFA ユースリーグ・アヤックス戦での敗戦を払拭したいユベントスでしたが、カンピオナート・プリマベーラ第17節サッスオーロ戦を 4-2 で落とし、公式戦2連敗となりました。
試合に出場した選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: センペリーニ(→ 42' st. 20: マテウス・ペレイラ) 6: ヴォリャッコ 3: アンデルセン(→ 35' st. 19: ゼチリ) 11: マッティエッロ |
MF | 4: ムラトーレ 5: マンドラゴラ(→ 1' st. 14: カリガラ) 8: カヌーテ 10: クレメンツァ (C) |
FW | 9: ゼチリ 7: レリス |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を選択。マッティエッロ選手が左SBを務め、中足骨の負傷から復帰したマンドラゴラ選手が中盤に起用される形でサッスオーロとの一戦に臨みます。
試合は動きの鈍いユベントスを尻目にサッスオーロが良い形で得点を積み重ねることに成功します。
まずは16分にサッスオーロのエリア手前でボールを奪われると、マッティエッロ選手の後ろのスペースにパスを通される。アンデルセン選手の軽いタックルを難なく交わしたゼッカ選手がデル・ファベロ選手との1対1を落ち着いて決め、サッスオーロが先制する。
24分には右SBとCBの間に生まれたスペースでアベッリ選手からの浮き球パスを受けたピエリーニ選手が冷静なトラップから右足で流し込み、リードを2点に広げる。
サッスオーロは31分にも左サイドを突破したマゼッティ選手からのクロスをフランキーニ選手が決め、前半で3点のリードを奪う。このシーンでは中に絞ったピエリーニ選手の動きに釣られ、フランキーニ選手を誰も見れていなかったことが大きく響いた。
前半を 3-0 と一方的な内容となったことを受け、グロッソ監督は後半開始と同時にマンドラゴラ選手に代えてカリガラ選手を投入し、反撃に出る。
すると58分、クレメンツァ選手のパスを受けたケーン選手が強引なドリブルで前進して放ったシュートはマゼッティ選手の足に当たったことでループシュートの軌道となり、ゴールに吸い込まれる。
一矢報いることに成功したユベントスは73分にカヌーテ選手のロングフィードに反応したケーン選手が左足でシュートを放つも、これは枠の上に外してしまう。
それでも、81分に左サイドでボールを持ったマッティエッロ選手がクレメンツァ選手とのワンツーでエリア内に侵入。左足でニアサイドを打ち抜き、1点差に迫ることに成功する。
同点に追いつく可能性が生まれたことで猛攻を仕掛けたユベントスだったが、焦りからシュートの正確性を欠くなどチャンスを活かすことができない。90分にはケーン選手が突破に失敗して生まれたクリアボールが1人最前線で待っていたゼッカ選手に渡り、4点目のゴールを決められ、万事休す。
試合は結局 4-2 で敗れ、公式戦2連敗となった。
試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。
ファビオ・グロッソ監督:
「私達にとって悪いシグナルが示された前半でした。間違ったことをしてしまいました。前半のサッスオーロは称賛されるべき内容でしたが、私達は何をするべきなのかを分かっていなかったのです。
後半はやるべきことを上手くコントロールできていただけに結果は残念なものでした。ですが、彼らサッスオーロが勝利に値したと思います。
この経験は将来をより良くするために役立つことになるでしょう。そのためには前半の内容を反面教師とし、後半で見せた重要なアイデアなどを試合開始時から披露できるようにならなければなりません」
なお、カンピオナート・プリマベーラ第17節を終えた時点での順位表は以下のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | ユベントス | 17 | 13 | 1 | 3 | 40 | +26 |
2 | キエーボ | 17 | 11 | 4 | 2 | 37 | +25 |
3 | トリノ | 17 | 10 | 5 | 2 | 35 | +18 |
4 | サッスオーロ | 17 | 10 | 3 | 4 | 33 | +14 |
5 | エンポリ | 17 | 10 | 3 | 4 | 33 | +11 |
キエーボとの勝点差は3。接戦状態のまま、リーグ戦の最終盤まで推移することが予想されます。
プリマベーラの次節は2月18日に行われる予定のアベッリーノ戦。サッスオーロ戦では連携が取れていなかったDFラインが上手く修正されているかが焦点になることでしょう。改善されるべき部分で向上が見られるかに注目です。