15日に行われたカンピオナート・プリマベーラ第24節アスコリ戦で、ユベントスはレリス選手のゴールで 0-1 と勝利し、ファイナル・エイト進出が決定しました。
試合に出場した選手は以下のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ロリア |
DF | 2: センペリーニ 5: ヴォリャッコ 6: アンデルセン 3: ロジェリオ |
MF | 4: ムラトーレ (C) 8: カヌーテ 11: カリガラ(→ 12' st. 20: クレメンツァ) 10: マテウス・ペレイラ |
FW | 9: ゼチリ(→ 28' st. 14: トゥレ) 7: レリス |
グロッソ監督は 4-3-1-2 を選択。デル・ファベロ選手がトップチームに帯同した関係で、ロリア選手が GK に起用され、アンデルセン選手とロジェリオ選手が先発に復帰し、アスコリ戦を迎えました。
試合はトップ下に入ったマテウス・ペレイラ選手が左サイドに開き、4-3-3 で幅を取る形で攻める展開でスタート。アスコリは15分に右 CK からニアでフリックに成功したものの、GK ロリア選手がセーブし、均衡を破ることができない。
対するユベントスはビルドアップのミスに付け込んだカリガラ選手がシュートを打つも、これは枠を大きく外してしまう。32分には遠いレンジからカヌーテ選手が狙うも、これも枠の外。
しかし、36分にロジェリオ選手が左サイドから入れたクロスをレリス選手がファーサイドでヘディングを決め、ユベントスが先制に成功する。前半はこのリードを守りきったユベントスが 0-1 で折り返した。
ユベントスは後半に入ると、ロジェリオ選手の左サイドを起点に攻撃を組み立てる。58分にはパスを受けたゼチリ選手が反転から右足でシュートを放ったが、枠の右へと外れてしまう。
両チームとも、サイドからのクロスを軸にゴール前に迫ったものの、GK の牙城を崩すまでには至らず。結局、試合はレリス選手の得点を最後まで守りきったユベントスが 0-1 で勝利。
サッスオーロとキエーボの一戦がゴールレスドローになったこともあり、ファイナル・エイト進出が決定することとなった。
24節を終えた時点でのカンピオナート・プリマベーラ、グループBの順位表は下表のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ユベントス | 24 | 19 | 1 | 4 | 58 | +39 |
2 | キエーボ | 24 | 15 | 6 | 3 | 51 | +37 |
3 | サッスオーロ | 24 | 15 | 4 | 5 | 49 | +21 |
4 | トリノ | 24 | 14 | 6 | 4 | 48 | +23 |
5 | エンポリ | 24 | 14 | 4 | 6 | 46 | +24 |
ユベントスは残り2節で2位キエーボと勝点差7を付けているため、グループBの1位が確定し、ファイナル・エイトに出場することが決定しました。シード権を確保できたことは朗報と言えるでしょう。
去年はファイナル・エイト決勝でローマに PK 戦の末、敗れました。それを上回る成績でシーズンを締めくくることができるかに注目が集まります。
ちなみに、アッレグリ監督の前日会見で「トップチーム帯同の可能性」についての質問が出たモイーズ・ケーン選手ですが、負傷交代したクラブ・ブルージュ戦(3月22日)以降はプリマベーラの招集メンバーにも含まれていない状況が続いています。
ただ、選手自身は「良好だ」と投稿しており、復帰は近いことが予想されます。
トップチームが置かれる状況によっては、ケーン選手がトップチームで起用されることも十分にあると思われます。まずはプリマベーラで圧倒的なパフォーマンスを示すことが先決となるでしょう。プリマベーラにタイトルをもたらすことができるのかに注目です。