『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、ユベントスが夏の移籍市場でデ・シリオ選手を獲得するために選手代理人と会談し、ミランとの交渉に臨む予定であるとのことです。
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左右どちらのSBででもプレーができるデ・シリオ選手をユベントスが獲得したいという希望を持っていることは周知のことですが、ミランのガッリアーニCEOは「そのような話はしていない」と否定しています。
ただ、ミランが置かれている現状を見ると、移籍の可能性はくすぶり続けることになるでしょう。なぜなら、オーナー権の移行が滞っている関係で主力選手との契約延長に支障を来しているからです。
- ジャンルイジ・ドンナルンマ(2018年)
- ジャコモ・ボナベントゥーラ(2019年)
- マッティア・デ・シリオ(2018年)
最優先はドンナルンマ選手でしょう。中盤で攻守にユーティリティーさを発揮するボナベントゥーラ選手とも昇給付きで契約延長に動く必要があると言えるはずです。
ですが、両選手の代理人はミーノ・ライオラ氏。「ボナベントゥーラ選手の契約延長がまとまらなければ、ドンナルンマ選手の契約延長交渉は始めない」というスタンスを採ることが予想できます。
ユベントスとしてはミランがデ・シリオ選手に良い条件をオファーできないタイミングで横槍を入れ、ミランを揺さぶることで獲得に向けた可能性を高めていると言えるでしょう。
- 冬にSBを獲得しない
- 夏にデ・シリオ選手獲得を最優先に行う
- エヴラ選手が移籍した場合、既存戦力で乗り切る
- 冬にSBを獲得する
- 夏にSBの獲得はなし
- エヴラ選手が移籍した場合の穴埋めは可能となる
アッレグリ監督がSBに誰を希望しているのかによって状況が変わってくることでしょう。お気に入りのデ・シリオ選手を加えることになるのか、それとも別の選手になるのか。
補強ポイントであるだけに、どういった結末を迎えることになるのかに注目です。