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【移籍のウワサ】 スパルタク・モスクワ、ベナティア獲得に前向きな姿勢を示す

 トゥット・スポルト』はスパルタク・モスクワ(ロシア)がユベントスのベナティア選手の獲得に興味を示していると報じています。

画像:スパルタク・モスクワからの関心が伝えられたベナティア
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 ベナティア選手はバイエルンから買取オプション付のローン移籍でユベントスに加入しています。

 ユベントスが最優先権を持っている現状に変化はないのですが、1700万ユーロの買取オプションが行使されなかった場合にスパルタク・モスクワが(移籍金2000マンユーロで)獲得に乗り出すのではないかとトゥット紙は伝えています。

 

 買取オプションが行使されない可能性はあり得ることです。特に、CBの序列が変わったと思われることが理由です。

  選手名 年齢 契約期間
1 レオナルド・ボヌッチ 29 2021
ジョルジョ・キエッリーニ 32 2018
アンドレア・バルザーリ 35 2018
2 ダニエレ・ルガーニ 22 2021
3 メディ・ベナティア 29 2017

 ベナティア選手はBBCの3選手に次ぐポジションでシーズンを迎えましたが、(選手自身の負傷もあり)ルガーニ選手が重宝され、BBCの一角に食い込むパフォーマンスを見せています。

 そのため、ユベントスが1700万ユーロの買取オプションを行使するかは不透明と言えるでしょう。アタランタから22歳のカルダラ選手獲得が盛んに報道されていることを考えると、疑問符が残るところです。

 

 ベナティア選手はアフリカネイションズカップ2017のモロッコ代表26選手に選出されており、キャプテンであることからも23名の登録枠から漏れることはないでしょう。したがって、2月以降のパフォーマンスで判断されることになると思われます。

 ちなみに、ユベントスが買取オプションを行使しなかった際に獲得に乗りだそうとしている(と言われている)スパルタク・モスクワを率いるのはマッシモ・カレーラ。

 八百長疑惑で活動停止処分を受けたアントニオ・コンテとアンジェロ・アレッシオに代わり 2012/13 シーズン序盤戦の指揮を振るった経歴を持つ人物です。

 ベナティア選手の去就はどうなるのか。これからのパフォーマンス次第と言えるでしょう。