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ミリンコビッチ=サビッチを諦め切れないユベントス、「金銭+ピアツァ」というオファーを思いつく

 ミリンコビッチ=サビッチ選手(ラツィオ)の獲得に執念を燃やすユベントスですが、「金銭+ピアツァ選手の譲渡」というオファー条件で獲得を目指していると『トゥット・スポルト』が6月2日付の一面記事で報じています。

画像:ミリンコビッチ=サビッチの獲得交渉に使われる可能性があるピアツァ
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 実現度は不明ですが、可能性のあるオファーと言えるでしょう。

 ラツィオはミリンコビッチ=サビッチ選手の移籍金として、1億ユーロを超えるオファーを要求しています。ユベントスも獲得に興味を示しているチームの1つですが、ラツィオの要求額を満たす資金を(現時点では)有していない状況です。

 そのため、ウィングの余剰人員となる可能性があるピアツァ選手(評価額:2500万ユーロ前後)を譲渡することで移籍金の引き下げを狙っているのでしょう。

 

 ただ、ユベントスの思惑どおりに進む保証はありません。

 ラツィオがナニ選手の買取オプションを行使しないなら、ピアツァ選手を代役にする可能性はあります。しかし、ピアツァ選手がラツィオ行きを容認するかは不透明ですし、ラツィオが現金を要求すれば、交渉はまとまらないでしょう。

 また、「負傷した選手を追い出す」というイメージが持たれることはクラブとして致命的です。

 「ピアツァ選手の状況判断が他のフィールドプレーヤーと異なり続け、改善の見込みがない」という状況なら、放出は止む無しです。ですが、怪我による長期離脱によって一定の出場機会が与えられていなかったのです。

 クラブ主導で放出に踏み切ってしまうとネガティブなイメージが先行する事態を招く可能性が高いため、避けるべきと言えるでしょう。

 

 エムレ・ジャン選手の獲得が間近に迫ると報じられる中で、ユベントスが中盤 MF をどのような編成にして新シーズンを迎えるのかに注目です。