10日土曜日に行われたカンピオナート・プリマベーラ第11節でアスコリと対戦したユベントスはクレメンツァ選手の決勝ゴールにより、 3-2 で競り勝ちました。
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: センペリーニ 5: ヴォリャッコ 6: アンデルセン(→ 16' st. 20: クレメンツァ) 7: トリパルデッリ |
MF | 4: ムラトーレ (C) 5: トゥレ 8: ボヴェ |
FW | 10: モスティ(→ 38' st. 16: カリガラ) 9: モイーズ・ケーン 11: ロジェリオ(→ 21' st. 18: カスタノス) |
グロッソ監督は 4-3-3 を選択。ロジェリオ選手をウィンガー起用し、トラパルデッリ選手をSBに入れるという形で試合に入ります。
試合は前半から激しく動きます。まずは8分、アスコリのカポッツィ選手がデル・ファベロ選手の守るゴールをこじ開け、アウェイチームが先手を取ることに成功します。
対するユベントスはすぐに反撃。10分にムラトーレ選手がエリア外から右足を一蹴すると、ゴールはネットに吸い込まれ、すぐに同点に追いつきます。
勢いを取り戻したユベントスは20分、トリパルデッリ選手のクロスからモスティ選手がシュート。こぼれ球に反応したムラトーレ選手が押し込み、試合をひっくり返します。
23分にはリードを広げる絶好のPKを得たものの、キッカーのボヴェ選手が決め切ることはできず。それでも、押し込み続けた良い形を保ったまま、前半を 2-1 とリードして折り返します。
ハーフタイム中に上手く修正したのはアスコリ。51分にFKからカポッツィ選手がヘディングを決め、ドッピエッタを達成。デル・ファベロ選手が動けない見事なゴールで試合は再びイーブンに戻ります。
勝利が必要なグロッソ監督は61分にクレメンツァ選手、66分にカスタノス選手を入れ、勝ち越し点を奪うことに比重を置いた交代を行い、攻勢を強めます。
その姿勢が実ったのは80分。クレメンツァ選手が低い弾道のミドルシュートを突き刺し、ユベントスが試合終盤にリードを奪い、試合終盤を迎えます。
ユベントスはこのリードを守りきり、試合は 3-2 で終了。貴重な勝点3を積み重ねることに成功しました。
なお、第11節を終えた時点でのカンピオナート・プリマベーラ、グループBの順位表は次のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | ユベントス | 11 | 8 | 1 | 2 | 25 | +12 |
2 | キエーボ | 11 | 7 | 3 | 1 | 24 | +20 |
3 | トリノ | 11 | 7 | 3 | 1 | 24 | +15 |
4 | サッスオーロ | 11 | 7 | 1 | 2 | 22 | +9 |
5 | エンポリ | 11 | 5 | 3 | 3 | 18 | +6 |
ウディネーゼが勝点20にまで伸ばす可能性がありますが、11節終了時点ではユベントス・プリマベーラが勝点1差でグループBの首位に立っています。
次節は12月17日に行われるペスカーラとのアウェイ戦。モイーズ・ケーン選手が徹底マークを受ける中で結果を残すことができるのかにも注目と言えるでしょう。