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【試合後コメント】 2016/17 セリエA第11節 ユベントス対ナポリ

 セリエA第11節ナポリ戦後のユベントスの監督・選手によるコメントを紹介いたします。

画像:コリエレ・デッロ・スポルトの一面(2016年10月30日付)
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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「重要な結果ですが、決定的ではありません。試合は激戦でしたし、強度も高く、非常に拮抗したものでした。後半に入り、私達は1対1で少しリスクを取るようになりました。それから、グラムのミスで先手を取ったのです。

 試合前半のリズムは良くなかったのですが、強度は上がっていきました。得点機は少なかったのですが、リーグ1位と3位の対戦なのですから、自然なことです。カジェホンはいつもDFの裏を狙う動きをします。私達は彼の動きを見るべきでしたが、昼寝をしてしまっていたようです。

 アレックス・サンドロはフルバック(=SB)でしたので、基本的に4バックでプレーしました。テンポを上げたことでナポリは強度を失いましたが、ナポリが素晴らしいフットボールをしたことを称賛しなければなりません。昨シーズンよりも良いパフォーマンスでした。

 ピアニッチは守備の際にハードワークをしていましたので、少しスタミナ切れだったのだと私は思います。最近は多くの試合にプレーしていましたし、疲労が蓄積していたのでしょう。

 イグアインに良いパスを供給していましたし、典型的なMFとは違う特性を持っています。疲れを取り除くことで、向上することができる選手です。

 ゴンサロは並外れた資質を持っており、チームのために懸命に仕事をする選手です。とてもハッピーなことでしたし、彼にとっても特別な試合となるでしょう。彼はここに来るという決断をしましたし、裏切り者のように感じるべきではありません。勇気ある決断をしたのですから」

 

ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「イグアインは非常にフェアな人物ですし、ゴールを祝わなかったことは正しいと言えるでしょう。

 多くの場合、試合に勝利するためにはカンピオーネたちの働きに期待することになります。ナポリの方が勝利に近かったと感じたこともありましたが、個々のカンピオーネが違いを生む場合もあるのです。

 直接対決でライバルに勝利したことは大きな自信となり、喜びを与え、士気を高めることになるでしょう。試合には勝利ましたが、パフォーマンスや多くのシチュエーションで改善する余地は残されています。

 イタリアとヨーロッパの両方でできるだけ長く輝くことが目標です。セリエAとチャンピオンズリーグのグループで首位に立っているとの事実はありますが、現状のレベルでは十分ではないことに気づく必要がありますし、前進しなければなりません。

 決勝ラウンドに進出すれば、3月からはハードなスケジュールになります。そこからは時間がない訳ですから、今改善を行う必要がある訳です。

 大成功の5年間を経て、私達は大きな確信を持っています。イグアインと契約したことは私達にさらなる自信と強さを与えることになりました。

 しかし、最終的な結果がすべてです。スクデット、コッパ・イタリア、スーペル・コッパを勝ち取ることが目的であるなら、このパフォーマンスとスピリットで十分と言えるでしょう。

 もし、バルサやバイエルンと同等にプレーしたいのであれば、より上手くプレーすることが責務ですし、1段上のギアを見つける必要があります」

 

レオナルド・ボヌッチ選手:
「3ポイントを獲得できたことは重要です。ナポリとの勝点差を7に広げ、ローマとの勝点差を維持することができたからです。

 素晴らしいパフォーマンスではありませんでしたし、ナポリがその称賛を受けるべきでしょう。大事なことは今夜勝利したことです。3ポイントに私達は満足しています。

 ナポリが90分間に渡り、ピッチ上のすべてで私達を圧倒することはできないと知っていました。ですから、私達は正しいタイミングが来るまで耐えたのです。パフォーマンスは改善の必要があります。

 ですが、この方針を続けることができるなら、さらに進むことができるでしょう。どの試合も重要です。ピッチに足を踏みれた際の目標は勝利することではなければなりません。

 イタリアとヨーロッパでトップになりたいと私達は思っています。勝ちたいですし、これは正しい姿勢です。

 ゴールセレブレーションは私にとって重要なものでした。難しい時間を過ごしていましたから。息子に、妻に、両親に、そして私のそばにいてくれた人々に感謝しています。ゴールは息子マッテオと妻に捧げます。ゴールを決める時が待ちきれませんでした。このように祝うことができるのですから」