モラタ選手の買い戻し権を持つレアル・マドリードは公式ページ上でその権利を行使することをユベントスに伝えたと発表しました。
レアル・マドリードC.F.はユベントスFCに対し、アルバロ・モラタ選手を買い戻す権利を行使することを伝えました。同選手はプレシーズンからトップチームに合流し、ジネディーヌ・ジダン監督の指揮下に入ることになります。
マロッタGMが「レアルからオプション行使するとの連絡を受けた。数日中に正式発表となるだろう」との発言がメディアで報じられたことと(ほぼ)同じタイミングでレアル側が公式発表を行った形になりました。
そのため、モラタ選手の保有権は新シーズンが始まると同時にレアル・マドリードに移ることになります。ユーロ2016で得点を積み重ねていることを考えると、移籍金が上昇すると思われるため、買い戻し権を行使する理由は十分にあったと言えるでしょう。
今後はユベントスが “モラタ選手が抜けた穴” をどのように埋めるのかに注目が集まることになると思われます。
もし、即戦力のFWを補強するのであれば、アレクシス・サンチェス選手(27、アーセナル)が現実的な選択肢でしょう。カバーニ選手は29歳という年齢とポジションがマンジュキッチ選手と重複してしまうことがネックになるからです。
現状ではシモーネ・ザザ選手がFWの序列3番手です。「ファールになるような接触プレーをチェーシングの際は自重する」「パワーシュート以外のオプションも柔軟に使えるようになる」という点が改善できる余地があるなら、FW獲得に多額の資金を投じる理由は少ないと言えるでしょう。
モラタ選手のレアル復帰が正式決定したことを受け、ユベントスのフロント陣がどのように動くのかに注目です。