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【移籍のウワサ】 ユベントス、コバチッチを獲得リストに記入?

 中盤で攻撃的なタスクを担うことができるMFを探しているユベントスがレアル・マドリードのマテオ・コバチッチ選手を獲得リストに書き加えたと『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。

画像:マテオ・コバチッチ(レアル・マドリード)
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 アンドレ・ゴメス選手(バレンシア)やミラレム・ピアニッチ選手(ローマ)の獲得が噂されていたユベントスですが、現状では報道自体が少なくなっていることからも、交渉は停滞していると見れるでしょう。両選手を獲得できなかった場合に備えて、コバチッチ選手をリストアップした段階だと思われます。

 コバチッチ選手は1994年生まれの22歳。2015/16 シーズンが始まる前にインテルからレアル・マドリードに移籍金3000万ユーロ(推定)で加入した選手です。

 レアルではクロアチア代表でのチームメイトであるモドリッチ選手の後継者という位置づけで、ポジションを掴み取れていない状況です。同じ役割を担うことができるハメス・ロドリゲス、イスコといった実力者もベンチ暮らしを余儀なくされているだけに移籍を選択する選手が出てきても不思議ではありません。

 最終的には「レアル・マドリードがどの選手なら手放すことを容認するのか次第」ということになるでしょう。

 

 攻撃的なMFとしてプレーができるコバチッチ選手はアッレグリ監督が求める「トップ下の選手」と言えるでしょう。しかし、クオリティー面で求める水準にあるかが獲得への障害になる可能性があります。

 インテル在籍時は「ポジションを掴み切っていた」とは言いがたく、高額な移籍金が発生した要因も将来を見越した期待値が含まれていた部分があるからです。

 もし、交渉がまとまるとすれば、モラタ選手のケースのようにレアル側が買い戻しオプションを持つ形態になると思われます。その場合は「買い戻し権を行使できないようにする条項」も加えておくことが必須条件になるでしょう。

 コバチッチ獲得オペレーションが動き出すためのコンタクトもまだ起きていない状況のようですから、現状は聞き流して問題のない話題と言えると思われます。