ユベントスは現地16日に公式サイト上でクラウディオ・リゴ(Claudio Rigo)氏がメディカル部門のトップに就任すると発表しました。
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1954年生まれのクラウディオ・リゴ氏は1982年からフットボールの世界に携わり、これまでパドヴァ、ベネツィア、アタランタ、サンプドリア、ウディネーゼ、サッスオーロで働いてきた経験を有しています。
なお、これまでメディカル部門のトップを勤めていたファブリッオ・テンコーネ氏を始め、アンドレア・カウサラーノ氏とルカ・ステファニーニ氏がクラブから離れることも発表されました。
クラブは感謝の言葉で締めくくっていますが、事実上の更迭と見ることもできるでしょう。なぜなら、今シーズンのユベントスは怪我人が続出したからです。
怪我人の多さはメディアから度々批判されていましたし、チームの戦力を落とす原因にもなりました。セリエAでは自力の差で上回ることができますが、ヨーロッパの舞台ではそうはいきません。
そのため、クラブは怪我人が続出した原因を「メディカル部門にあり」と判断したため、トップを入れ替えることで運営手法を見直す決断をしたのだと思われます。この判断が正しかったのかという結果は来シーズンが始まれば明らかになるでしょう。
“飛車角落ち” で現在のユベントスが上位進出できるほど、チャンピオンズリーグの舞台は甘くありません。欧州で結果を残すために下した今回の決断が正しいものであったかをチームとして示して欲しいと思います。